恵泉女学園大学

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本学について

2006年9月

秋の季節を迎え、キャンパスの花壇にはピンクや白の千日紅、可愛らしいシロクジャク、紫色のアゲラータムなどの花が美しく咲き誇っています。
夏の間の本学の研修プログラムは、バングラデッシュ、インドネシア、タイ、ドイツ、オランダ、イギリス、アメリカ、オーストラリア、沖縄など国の内外で行われました。無事に研修やゼミを終え、参加者の多くの皆さんが更に一段と実力を養い、たくましく大きく成長されたのは大きな喜びです。
私は、8月と9月に、タイのパヤップ大学とチエンマイ大学及び韓国の新羅大学と本学との学生交換協定や研修プログラムの促進のために学長同士のトップ会談を行ってきました。
恵泉女学園からの留学生が熱心に勉学に勤しみ、現地にとけこみ、それぞれの国の大学で、タイ語や韓国語を自由に話して友人たちと交わり、研究しているありさまに接して感動しました。また、タイでは、この二つの大学で日本語教師としての責任を担い、それぞれ大活躍しておられる本学園出身の先生方にもお目にかかれたのは幸いなことでした。パヤップ大学では、実際に日本語を教えている授業に参加して日本語でタイの学生の皆さんがたに挨拶をする機会も与えられました。
チエンマイ大学には恵泉女学園大学専用の研修ゼミ室も特別に設置されており、学長はじめ大学当局が積極的に私たちの長期フィールドスタディプロジェクトを支援して下さっています。
先月の学長からのメッセージで、文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム」に本学が選定されたということを報告しましたが、本学のスタッフの熱心なサポート態勢とあいまって現地の大学のスタッフとの意気投合した協力の現場を直接に訪れ、様々な意見の交換ができたことは大変に有意義でした。言語、・文化・開発などの教科に関連する学習をはじめ少数民族との交流などの「体験学習」の蓄積が様々な困難を乗り越えて20年以上にわたり継続して展開されていることは、まさに「特色ある大学教育」そのものです。
恵泉女学園大学は、このような「専門性を持った教養教育としての体験学習」を今後も益々、発展させ日本と世界の国際理解・平和に貢献するユニークな大学教育を推進していく使命を担っているのです。

短期フィールドスタディ <ドイツ・オランダ> ベルリン ブランデンブルク門にて
短期フィールドスタディ
<ドイツ・オランダ>
ベルリン ブランデンブルク門にて