恵泉女学園大学

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本学について

2010年10月

ようこそ「多摩フェス」へ!

学長 木村利人

来る11月6日(土)と7日(日)の2日間、本学の秋の学園祭「多摩フェスティバル」が開催されます。今年の多摩フェス実行委員会によるキャッチフレーズは、「デキ女!〜野菜まみれではありますが〜」です。

「デキ女!」すなわち、"Yes, I can." の女性には、希望があり、輝くいのちの未来があります。「自分には出来ると思えないことであっても、神様が導いて下さるので、出来るのです。」と恵泉女学園創立者の河井道先生は語っておられます。

積極的に自ら進んで活動するのが恵泉の「デキる女性」のスピリットです。他者に頼るのではなく、本当に自立して、他者と心を合わせつつコラボし、 "Yes, I can. Yes, we can" の女性を育てようとして、河井先生は「聖書」「国際」「園芸」の三つの教科を統合したユニークな人間教育を、今から81年も前に始められたのでした。

この伝統は大学にも受け継がれ、いのちのルーツである「聖書」に学び、いのちを支え合う「国際協力と平和」を学び、いのちを慈しみ育てる「野菜まみれの生活園芸」を学ぶ人間教育が、これからの人生を生きる力の源泉となっていくのです。

正に、学生の皆さん方の積極的なイニシアティブにより企画、運営されるこの2日間の充実した内容の学園祭を通し、恵泉女学園大学の「デキ女」の皆さんによるダイナミックな活動の素晴らしい展開をじっくりと体験してくださいますよう心から願っております。

これからも、ともに、神によって "Yes, I can. Yes, we can" を実践し、未来に向けていのちを輝かして行こうではありませんか。

多摩フェスは、今年も例年のように、学生自身による様々な企画、体験学習・教育研究成果報告、文化・社会活動サークルなどの展示やチアリーディング部のデモンストレーション、フェアトレード産品の販売等があります。それに加えて、恵泉会によるバザー、同窓会などの恵泉グッズショップ、園芸センターのお花の販売、多摩のボランティアグループの紹介もありますし、学生や地元コミュニティの方々による屋台での手作りの美味しい食べ物もあり、キャンパスは多くの来場者で賑わいます。

特に、今年は第一日目の11月6日(土)13時から開催される恵泉女学園大学・大学院国際シンポジウム「自然と人間の共生・環境権と人権を考える−名古屋に行かなかった人たちのCOP 10」では、名古屋に行かれた上村英明先生のお話をお伺いできるのは嬉しいことです。また、第2日目の7日(日)10時からは大学チャペルで「神とともに働く」と題し学長として私が礼拝説教を担当しますのでおいで頂ければ幸いであります。

本学への入学希望の高校生の皆さんはもちろんのこと、在学生のお友達、ご家族の方々など関係者の多くの皆さん方が、秋の美しい草花に彩られたキャンパスにぜひともお出かけくださいますよう学生、教職員一同心からお待ちしております。

多摩フェスティバル

チアリーディング部のデモンストレーション