恵泉女学園大学は、韓国の聖公会大学(2008年)、台湾の世新大学(2014年)と交流協定を結び、特に大学院間交流(恵泉・平和学研究科、聖公会・MAINS課程、世新・社会発展研究所)を進めています。
2012年度から3大学の研究科は、国際交流ネットワ
ークCENA(Civil Society Education Network in Asia)を立ち上げ、夏の集中講座GIAS(Globalization and inter-Asia Studies)を実施するなど、国境を越えてそのネットワークを深めております。
ところが東アジアは、いまだに冷戦の影が強く残っており、歴史や領土問題の対立も激しくなるなど平和とは、かけ離れた方向に向かっています。
さらに新自由主義グローバリズムの影響により、若い大学生を中心とした貧困と格差も広がっています。激動の東アジア、国境を越えた大学のネットワークは何を目指していくべきでしょうか。3大学の交流の経験を踏まえ、東アジアにおける高等教育機関のネットワークと平和教育の有り方を模索していきます。
■日時
2014年11月8日(土)13時00分~16時00分
■場所
恵泉女学園大学 J棟202教室 入場無料
恵泉女学園大学 大学院国際シンポジウム プログラム
■基調講演
「東アジアの平和共同体と教育の役割」
曺喜昖(ソウル市教育監) ※映像出演になります。
■第1部
「東アジア大学のネットワークの強化のために」
邱淑華(台湾世新大学副学長)
(注) シンポジウム案内チラシ記載の賴鼎銘先生は都合により邱淑華先生に変更になりました。
川島 堅二(恵泉女学園大学学長) 金東椿(韓国聖公会大学民主主義研究所所長)
■第2部
「東アジアに生きる女性と平和教育」
定松文(恵泉女学園大学大学院平和学研究科教授)
(注)シンポジウム案内チラシ記載の大日向雅美先生は都合により 定松文先生と変更になりました。
夏曉鵑(台湾世新大学社会発展研究所所長) 許聖尤(韓国聖公会大学NGO大学院実践女性学教授)
主催:恵泉女学園大学大学院平和学研究科
共催:恵泉女学園大学平和文化研究所