10月28日、イギリスからやってきた劇団「インターナショナル・シアター・カンパニー」による英語劇「クリスマスキャロル」が上演されました。恵泉女学園大学で一番大きな教室B301は、多くの学生・教職員・近隣の方々で一杯になりました。人情味溢れるなかにも、ドタバタありで、会場を笑いで包みながら、観客を約2時間魅了し続けました。内容はお馴染みのストーリー。クリスマス・イヴの夜に現れた幽霊が、愛のない生活のむなしさを思い知らせ、冷酷な守銭奴だったスクルージを慈悲深い人間に生まれ変わらせるという奇跡の物語。
劇上演の後は、軽食堂で、劇団員を交えた立食パーティーが開かれました。文化学科の学生2名による見事な英語での司会によって、楽しい会が遅くまで続きました。とても印象に残る場面を一つだけお伝えしましょう。今度のクリスマスはどう過ごすのですかという学生からの質問に、劇団員がひとりひとりが丁寧に答えてくれて、その心和む話に参加者は感動を覚えました。散会してみると、外はすっかり暗くなっていて、クリスマスの日の近いことを今更ながら感じました。