恵泉女学園大学

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人文学部 歴史文化学科

「世界遺産」シリーズ

「世界遺産」とは、1972年の第17回ユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づき、地球と人類が過去から現在、そして未来の世代へと引き継ぐべき「顕著な普遍的価値」を有するものとして「世界遺産リスト」に登録された人類共通の宝です。2014年6月現在の条約締約国は191か国、登録されている世界遺産件数は1,007件(文化遺産779件、自然遺産197件、複合遺産31件)におよびます。

これまで観光名所としてしか知らなかった場所を、次世代に伝えるべき人類共通の遺産として見てみると、その場所に刻まれた歴史や文化がそのかけがえのない価値を語り始めます。世界遺産は、そこを訪れる人に大きな感動を与えるばかりでなく、様々な問題について考えるきっかけをも与えてくれます。世界遺産を通して、自然や歴史・文化の多様性を護り、次世代に残していくことの大切さを学ぶとともに、そこからさらに「未来の世界遺産」を創り出していくこともまた、私たち人類に課せられた役目といえるでしょう。
ここでは、世界の様々な地域の歴史・文化を専門とする教員が集う文化学科が、貴方を世界遺産の旅へご案内します。

『世界遺産-歴史と文化の学び方』

 

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