ゼミについて
恵泉女学園大学では4年間どの学期も必ずゼミに所属します。
ゼミとは、専門分野の学びを深めていくことを通して、コミュニケーション能力やプ
レゼンテーション能力をも向上させていく授業です。
1年次にはまず、論文などの学術的表現に慣れ、基礎的な方法論を身に着けていき
ます。
2年・ 3年次では担当教員の指導のもとで研究に必要な知識を得ながら、自分の
テーマを設定する準備を進めます。自分の考察を発表することで、他のゼミ生の視
点にも刺激を受ける機会が増えるでしょう。
4年次にはその集大成として、設定した研究テーマに取り組み、担当教員の指導を
受けて卒業論文・卒業制作などにまとめあげていきます。
ゼミリレーのご紹介
恵泉の各ゼミの教員や学生が、実習の様子や日常のひとコマなど、思い思いの記事をリレー形式で繋いでいくゼミリレー。それぞれに個性が光るゼミの雰囲気を、少しだけご紹介いたします。
ゼミリレー:文化学科
2011年08月18日16時07分 投稿者:西村 悟郎 ゼミ/授業名:西村ゼミ(園芸・庭園文化)
西村ゼミでは2、3、4年生合同の30名のメンバーで7月9日に長野県茅野市にある恵泉蓼科ガーデンを訪れました。恵泉蓼科ガーデンは海抜1150mの八ヶ岳の麓の別荘地の一角に1985年に設立されたガーデンで、木々に囲まれたガーデンの中に生垣で仕切られた様々な様式のガーデンが設けられています。当日はガーデンを管理しておられる小澤文子先生と荘司真悠子さんが一つ一つのガーデンを案内して下さり、植物についても詳しく説明して下さいました。ガーデンを見て回って、参加した全員がそれぞれに感銘を受けました。次に4名の学生の感想を紹介します。
文化学科教授 西村悟郎
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ヤマボウシの花の前で
2011年07月19日15時18分 投稿者:田中 靖彦 ゼミ/授業名:教養基礎演習1
このゼミは、「大学において「学ぶ」ことを学ぶ」がテーマです。高校までの勉強は、どちらかといえば、教科書や参考書の内容をそのまま暗記することが主です。そこにみなさん個人個人の考えをさしはさむ余地は、あまりありません。ですが大学での勉強では、そういった暗記型の勉強に加え、自分自身で調べ、自分独自の考えを持ち、しかもその成果を発表することが求められます。
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ゼミの様子
2011年06月09日09時03分 投稿者:文化学科3年 佐藤智美 ゼミ/授業名:杉山ゼミ
南アジア史を勉強している3年杉山圭以子ゼミでは現在、授業と並行して"スクラップブック"を作っています。これは、新聞や雑誌などの記事を切り抜いて貼っておく帳面のことを言いますが、我がゼミでは、主に新聞中に"インド"という単語を見つけたら、切り取ってノートやファイルに貼るというやり方をとっています。
この作業のおかげで、新聞を読むことが普通になり、インドだけではなく、日本で、そして世界で今何が起きているのかということにも目を向けるようになりました。
ブッダ展、わたしの赤いスクラップブックに貼っちゃいました!の続きを読む
2011年06月06日09時26分 ゼミ/授業名:教養基礎演習I
1年次の必修授業である「教養基礎演習I」は、いつもは複数のクラスに分かれて少人数で開かれていますが、今日は、「多摩を写そう、文化を撮ろう」というテーマで特別授業が開かれ、文化学科の履修者全員がJ202教室に集まりました。そこでは、写真家・ジャーナリストとして活躍され、本学客員教授でもある、桃井和馬先生が特別講師としてお話しくださいました。
全体の雰囲気は講義というよりトークの感じで、絶妙な話術が会場を沸かせ続けました。大きなスクリーンいっぱいに映し出された桃井先生の写真は、どれも魅力的な作品で、写真の現場にあったであろう物語の数々を彷彿とさせました。そして、写真から想像してごらんという先生の呼びかけに、学生たちもいろいろに解釈して応えていました。
6月2日の文化学科特別授業(「教養基礎演習I」)の続きを読む
2011年05月19日13時20分 投稿者:岩村 太郎 ゼミ/授業名:岩村ゼミ
文化学科3年の岩村ゼミでは、中沢新一著の『人類最古の哲学』という本をテクストにしてキリスト教学・哲学・神話学を多角的に学んでいます。人数は学生7人と少所帯です、毎週木曜日のⅡ時間目に集まりとても楽しく勉強をしています。おそらく皆さんは哲学とか神話学と聞くと二歩も三歩も引いてしまい、自分とはまったく関係のない世界だと思っていませんか?
神話のもつ現代的意味を考えるの続きを読む