1月は5日から授業が始まりました。冬休み中静かだった畑が、またにぎやかになりました。今季は異常に暖かく、野菜も雑草も虫も元気です。木曜1限澤登先生の授業では、ちょうど1月7日でしたので、七草粥のお話。先生のお宅では、お庭のクレソンとゆずを入れたお粥を作られたそうです。
実習で、「すずな、すずしろ」は毎年栽培しているので紹介できるのですが、今年はなんと、大きく育った「なずな、はこべ」まで!そんな気候の変化も肌で感じることが出来ました。是非、来季とも比べてみて欲しいものです。
最後の授業では1年間の感謝を込めて、畑にお礼肥をします。自分の畑に一礼し、肥料をやりました。来年の1年生の作物が元気に育ちますように...。
今季、暖冬のため店頭の野菜もとても立派でしたが、大学の畑も負けてはいません!あるクラスでは収穫初日、ハクサイの1個の重さ最高記録4300g。最低でも2300g。食べても食べてもなくならないと嬉しい悲鳴!
昨年度は秋学期初回の授業が雨のためハクサイの植え付け時期が1週間ずれ込み、結球しないかもしれないと心配な状況でした。収穫初日収量は、最高2360g。最低1300g。毎年平均3000gほどですから、今年と昨年の差は歴然です。
収穫後、ハクサイを新聞紙にくるみ大事そうに抱えて持ち帰る学生の姿...。体重3000g、身長50cmのハクサイをだっこするように抱えています。やはり母性なのでしょうか?
年末は野菜が青々としていた畑に霜が降り、ハクサイの外葉が茶色くなったり、ホウレンソウが地面にピッタリと広がったり、冬の様子に変わりました。寒さにあたり甘味を増した野菜。大きく重くて収穫が大変なほど育ったハクサイ、ダイコン。つるっと大きなコカブなど、どんな料理になるのでしょうか?腕が鳴りますね!!