恵泉女学園大学

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教育農場・園芸

No.33

恵泉女学園大学教育農場
2001年4月2日

★多摩キャンパスの昨年と今年の1・2・3月の気温と降水量(教育農場測定)

  最高気温 最低気温 平均気温 降水量
2000年1月
2001年1月
15.5℃(1/10)
14.0℃(1/2)
-4.8℃(1/22)
-5.5℃(1/15)
5.3℃
4.0℃
85.6ミリ
140.1ミリ
2000年2月
2001年2月
14.0℃(2/7)
20.5℃(2/22)
-4.0℃(2/22)
-3.2℃(2/3)
4.1℃
5.7℃
8.5ミリ
30.7ミリ
2000年3月
2001年3月
18.7℃(3/29)
23.1℃(3/21)
-3.6℃(3/10)
-2.4℃(3/10)
6.6℃
9.0℃
125.6ミリ
123.0ミリ

教育農場の4月の主な作業予定

☆農場区画---生活園芸Iでは、2人で約1m2の畑を3つ持ちます。杭をさして、ヒモを張り、1区画ずつラベルを立てていきます。
☆夏・秋に咲く草花の種まき---毎年4月20日前後に播いています。約60種を少量ずつ播き、ハーブガーデンなどに植え付ける予定です。J棟南側のガラス室に素鉢を並べ、細かい種を播いていきます。5日くらいで小さな小さな芽がにょきにょき出てきます。是非見にいらして下さい。
☆除草---農場も花壇も暖かくなると、雑草が生えてきます。小さいうちに草取りができると楽なのですが・・・
☆花壇手入れ---除草以外に、補植や支柱立て、花がら摘みなどをしています。特に花がら摘みは、手間はかかりますが、花を長く咲かせるための重要な作業です。

4月の生活園芸の授業

生活園芸Iは、1回目の実習時にジャガイモを植え付けます。2回目は施肥・耕耘、3回目は支柱立て・キュウリ植え付け、と続きます。今年は例年より授業のスタートが遅いので、梅雨入り前まで実習は大忙しです。
生活園芸IIは、農場での野菜栽培中心のクラスと、校内の花壇の管理や育苗を実践するクラスがあります。農場の区画や草花の種まきから始まる予定です。

入学おめでとう

恵泉女学園大学に入学すると、「生活園芸I」という必修の授業を受けなくてはなりません。東門から歩いて5分かからないところに、合計約5反の学園の教育農場があります。そこに各自畑を割り当てられ、1年間栽培管理をします。実習へは作業着に着替えて、貸し出される長靴に履き替えて行きます。
収穫した野菜は自分のものですので、持ち帰って味見して下さい。はじめの収穫は7月のジャガイモです。キュウリ、ポップコーン、サトイモ・・・と続きます。お楽しみに!

キャンパスの草花

春の花の中でも、ひときわ鮮やかな空色の花を咲かせるのがネモフィラです。この花は英語の名前がbaby-blue-eyesといいます。その名のとおり、赤ちゃんの目のように、美しく可愛らしい花です。背は低く10~15cm程度で、横に広がるように育っていきます。空色のものが代表的ですが、白に紫の斑点の入る種類があります。

(竹島洋子)

キャンパスの樹木

校内のあちこちで、白い細かい花を枝いっぱいに付けるのは ユキヤナギ(学名Spiraea thunbergii)です。花は雪が積もったように咲き、葉は柳のように細いのでこの名がつきました。新葉と同時に前年枝に花がつきます。バラ科の落葉低木です。

(菊地牧恵)