恵泉女学園大学教育農場
2001年9月17日
★多摩キャンパスの昨年と今年の7・8月の気温と降水量(教育農場測定)
最高気温 | 最低気温 | 平均気温 | 降水量 | |
---|---|---|---|---|
2000年7月 2001年7月 |
35.2℃(7/23) 39.5℃(7/24) |
16.6℃(7/5) 20.0℃(7/9) |
25.5℃ 28.2℃ |
68.7ミリ 24.9ミリ |
2000年8月 2001年8月 |
34.6℃(8/6) 38.1℃(8/1) |
21.2℃(8/19) 18.8℃(8/19) |
27.7℃ 26.0℃ |
55.9ミリ 356.8ミリ |
★草花育苗---春に花が咲く一年草は、9月20頃に種を播きました。芽が出てきたそれらの苗を、セルパックに移植します。
★花壇手入れ---夏の花が終わっていきます。その後にフウリンソウ、ヤグルマギクなど、耐寒性のある草花を植え付けます。秋播き一年草の多くは、秋に定植することで、冬の寒さに当たり、春に開花します。でも多摩は寒いようで、年によっては枯れてしまうものもあります。今育苗中の約60種のうち、20種類くらいを12月までに随時定植する予定です。
★多摩フェス準備---生活園芸Iの実習で収穫したサトイモで、余ったものを選別し、多摩フェスで販売します。
今年は例年より1週間遅く後期の授業がスタートします。気温がぐんぐん下がる時期なので、秋の種まきや植付けが1日遅れると、後々の生育に差がつきます。逆に春はどんどん暖かくなる時なので、1週間遅れたとしても、充分生育し追いつくことができます。今年の冬の寒さにもよりますが、生活園芸Iで育てるハクサイは、結球するかどうかギリギリの植付け時期となってしまいました。さて、その他生活園芸Iで種をまくものは、ダイコン、コカブ、サニーレタス、ホウレンソウなどです。実りの秋ですので、サトイモ、サツマイモ、ポップコーンの収穫もします。
生活園芸IIの農場には、7月に種まきしたブロッコリーとカリフラワーを植え付けます。シシトウやカボチャの収穫をして、キョウナやコマツナなどの種まきをします。花のクラスは、パンジーのポット上げや、花壇の夏の花をベゴニアに植え替えたりします。
ハーブガーデンの手入れには、植え替え以外にも草取り、花がら摘み、支柱立て、剪定など多くの作業があります。それをお手伝い下さっているのは、恵泉女学園園芸短期大学の卒業生中心の有志グループ(K.S.アイビーイェーン)のメンバーです。雨の降っていない金曜日の午後にいらしています。
学生の皆さんも、植物について様々なことを教えていただきながら、卒業生の方々と一緒に作業をしませんか?すでに数名の学生ボランティアが、お手伝いしています。金曜日の午後、ハーブガーデンの手入れをしている人に声をかけて、是非気軽に参加してみて下さい!!
今回は農場に咲いている花を紹介します。これから11月にかけて咲かせているのが、学生が育てたムギワラギクです。ドライフラワーになったものをご覧になったことがある方も多いと思いますが、咲いている生の状態でもかさかさしています。草丈は1.5mほどあり、畑一面に咲いている様子は見事です。一度見にいらしてください。
(竹島洋子)
10月31日の夜は西洋の年中行事、ハローウィンです。
11月1は諸聖人の祝日、万聖節。聖人たちが出て来る前に、お化けや悪霊などが出て来きて、いたずらするそうです。だから子供たちは魔女や怪物、お化けなどに仮装し、近隣の家々に行き、「ご馳走しないといたずらするぞ!」と言って、お菓子をせびって回るのです。
日本でもお店などでは、カボチャや魔女などそれらしい飾り付けをするようになりました。
生活園芸 IIの実習では、農場でとれたカボチャでJack-O-Lantanを作って飾る予定です。
(菊地牧恵)