公開シンポジウム「どうなる、どうする日本の食in多摩」を開催しました

2009年04月22日

4月9日、多摩市永山公民館との共催でどうなる、どうする日本の食シンポジウムin多摩「ひろがれ弁当の日」が70名余りの参加者を得て、永山公民館「ベルブホール」で行われました。

内田美智子(助産師)先生の基調講演「食卓から始まる生教育」で始まり、佐藤剛史(九州大学大学院農学研究院助教)先生の講演「ひろがる弁当の日」、藤田智(本学教員)による事例報告「園芸の有する教育的可能性」の後、休憩を挟んでクロストーク「ひろがれ弁当の日」が持たれました。

低年齢する性体験、中絶やリストカットを繰り返す女の子は食卓が貧しい。個食ヤコンビニ食など、食事に手をかけられていない子供たちはココロも空腹のまま大人になる。お弁当から見える「食」の大切さを考え、出来ることからはじめようと呼び掛けられました。

最後に、「今日の公演を聞いて、さあ、あなたは今日、何を始めますか」と参加者に呼びかけがあり、それぞれの抱負、意気込みが語られました。