新入生対象シンポジウム「どうなる、どうする日本の食」を開催しました

2009年04月22日

4月8日、内田美智子さん(助産師)と、大学として最初に「弁当の日」の活動を始めた九州大学農学部の佐藤剛史先生をお迎えし、午前、午後の二回に分けて新入生全員を対象とした生活園芸ガイダンスを行いました。

「素敵なレディーになるために」という題で話された内田先生は、きちんとした食生活を実践する力が大切なことを話され、食に対する意識をしっかり持たずに結婚・出産したときの困難さを指摘されました。

佐藤先生は隣り合って座った人と握手をすることからはじめ、大学生の食生活のスライドを見せてくださりながら、自分食べた物(朝食、昨夕食、昨昼食)を書かせ、隣り合ったお互いの食生活について話す時を持たせてくださいました。これはお互いの食生活を考えるとともに、新しい友達を作ることにも役立ったようです。

先生方のお話に笑ったり、涙を(テーブルの上に涙を拭いたティッシュの山が出来るほど)流したりしながら、命の大切さ、食の大切さを考える時となりました。

恵泉女学園大学でも「お弁当の日」の活動を行っていますが、このお話を聞いて感銘を受けた多くの1年生が、本学の「お弁当の日」大きく発展させてくれることと思います。