教員紹介
谷口 稔(タニグチ ミノル)
TANIGUCHI MINORU
- 職名
- 客員教授
- 担当科目
- 現代社会とキリスト教、教養基礎演習、道徳教育の指導法、学科基礎演習
- 専門分野
- 内村鑑三、新渡戸稲造のキリスト教理解と日本の伝統思想との接ぎ木の在り方
- 業績紹介
- (※別ページに飛びます)
日本のキリスト者に惹かれ、「内村鑑三」について修士論文を書きました。1984年から恵泉女学園中学・高校の教諭として31年間、社会科を担当しました。(主に現代社会、倫理、政経)。2015年に退職したあと、社会人枠で博士課程に入り、新渡戸稲造研究で博士号を取得しました。大学に勤めるようになったのは昨年からです。趣味は海外旅行で40カ国を回りました。また、武道が日本人にどのような精神的影響を与えたのかにも関心があります。学生時代は空手、社会人からは剣道の道場に通っています。
高校生の方へ
専門分野についてのご紹介
内村鑑三、新渡戸稲造等の日本のキリスト者がどのような世界観、人生観を持ち、日本の諸分野に影響を与えたか、また、日本の伝統思想(神道、仏教など)とキリスト教をどのように接ぎ木しようとしたかを考察することが研究テーマです。特に新渡戸稲造は、恵泉女学園の創立者の河井道の恩師であり、新渡戸稲造の「人格」を重視する思想が恵泉女学園にも流れています。また、河井道の平和思想は、内村鑑三と共通するところがあります。