稲本万里子教授が主催する源氏絵のシンポジウムが開催されます

2021年12月06日

『源氏物語』を主題とする絵画、源氏絵を研究している稲本万里子教授(日本美術史)が主催するシンポジウム「桃山・江戸時代源氏絵研究の最前線―図様の継承と創造」が、2021年12月26日(日)にZoomにて開催されます。このシンポジウムでは、2019年12月に開催されたシンポジウム「室町時代源氏絵研究の最前線」を受けて、桃山時代以降の狩野派や土佐派の絵師たちが、室町時代の源氏絵の何を継承し、何を継承しなかったのか、何を創造したのかを明らかにしていきます。第1部は狩野派と土佐派の源氏絵、第2部は源氏絵の広がり、第3部はディスカッションをおこないます。稲本教授は、シンポジウムの趣旨説明と登壇者紹介の他、ディスカッションの司会を務めます。参加ご希望の方は、チラシ記載のURLかQRコードからGoogle Formを開き、お申し込みください。

本学の日本語日本文化学科では、『源氏物語』や源氏絵について学ぶことができます。
日本語日本文化学科授業紹介

稲本教授の研究は、文科省科学研究費の研究成果の一部です。
オントロジーに基づく源氏絵データベースを共有・活用した源氏絵の総合研究

AIで絵師の流派を推定する研究が、人工知能学会論文誌に掲載されました。
深層学習による「幻の源氏物語絵巻」の流派推定に関する考察

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