上村英明教授が「社会正義基金」の原発事故ワークショップで司会を務めました

2011年08月08日

社会正義」実現のための支援システムの構築を目指す「ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)」が主催する「アドボカシー・カフェ」が、2011年7月30日、「原発事故と子どもたち」をテーマに開催されました。講師には福島県で活動している中手聖一さん(子どもを放射能から守る福島ネットワーク)、大河内秀人さん(原子力行政を問い直す宗教者の会)を招き、司会は本学の上村英明が務めました。

「ソーシャル・ジャスティス基金」は、社会的な不正義を是正するという視点から、社会構造の変革、新たな社会政策の立案に取り組む市民活動を支援することを目的にしています。この「アドボカシー・カフェ」では、以下の3点が集約され、この議論は以下のURLでみることができます。

(1)子どもたちの「避難の権利」を人権として確立する。
(2)避難区域、計画的避難区域の他に、「選択的避難区域」を設定して、避難したいという住民が自由に避難できる仕組みを整える。
(3)食品の産地表示ではなく、放射能汚染状況を示す「放射線管理システム」を行政の責任で構築する。

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