「韓国映画に学ぶ韓国の文化と社会」第二弾! その他の交流活動

2010年12月24日 投稿者: 国際交流担当職員

年内最後の授業を翌日にした12月21日火曜日、「韓国映画に学ぶ韓国の文化と社会」第二弾が行われました。

この日、題材に取り上げられた映画は『国家代表』でした。
海外養子縁組でアメリカに育った主人公が、母親を探すためにスキージャンプの選手となり、韓国に戻って韓国の代表としてオリンピックに出場するという実話を基にした映画でした。

この映画の状況設定となっている「海外養子縁組」を生み出す韓国社会の背景と、兵役免除などの社会問題について、映画のポイントを確認しながら先生のお話をうかがいました。 個人的なことではありますが、やはり養子縁組でアメリカ生活している20代のKorean Americanの知人がいる私には、現在も、この海外養子縁組が続いているという事実に、心が少し重くなりました。

また、韓国語で映画の一部分を見てみようと、何度も同じ箇所を見てみましたが、とても早口な部分だったため、単語一つを聞き取ることも大変でした。 一緒に参加した韓国からの留学生は、日本人が笑えないところで笑っていて、そんな時、「韓国語ができたらな」と少し悔しい気持ちにもなりました。

授業が終了した後に始めたので、終わったのもスクールバス最終便ぎりぎりの時間になってしまいましたが、先に帰る学生も少なく、みんな熱心に学んでいました。

1月にも「韓国映画に学ぶ韓国の文化と社会」第三弾、ある予定です。たくさんの学生さんに参加してもらいたいと思っています。恵泉の韓国への関心は、K-popのみならず、かなり右肩上がりです。