日本語教育現場体験・体験談 その他の交流活動

2013年05月21日 投稿者: 山本 花江

このプログラムには13か国からの学生が参加しており、私はこれらの学生と1人の日本人、同じ学習者、教師といったさまざまな立場から交流させていただきました。
立場が変わると見えてくるものが変わり、同じ学生にもいろいろな面があることを知ることができました。

また、私たち参加者の中にも留学生や少し年齢の上の方などさまざまな立場の方がいて、私はこのような方との交流の中でも「異文化」体験をしました。
私自身は日本語母語話者であり若者なので、日本語を教えるという点で留学生の方のそれは「異文化」であり、若者言葉を教えるという点で少し年齢の上の方のそれは「異文化」でした。
しかし、このような「異文化」体験は新しい発見が多くあり、これまでの私の授業に対する考え方を大きく変えるものとなりました。
そして私自身もまた、このように多くの学生と交流し若者言葉の授業をさせていただいて、1つの授業は学生の今だけでなく過去にも未来にも関わるものであるという、1つの授業の持つ重みを知ることができました。
3日間という短い時間でしたが、新たな発見や考え方の変化など貴重なものを多く得られた3日間でした。
このような機会を与えていただけたことにとても感謝しています。