2015年3月より2016年1月までの予定で、中国の杉達大学に協定留学している学生より報告書が届きました
中国(杉達大学)協定留学生より3
今日でちょうど上海へ来て三か月が経った。上海も夏に近づいており、太陽が日に日に強くなっている。
三か月が経過したこともあり、授業面では教科書が次のステップへと移り授業の内容も当初より難しいものになってきている。現在はまだ勉強の基礎を固める期間であり、単語の暗記も大切だ。難易度が上がってくる文法とともに平行して単語の暗記なども行わなければいけないため、当初の授業より全体的なレベルが上がっていると感じた。また、授業で毎回出される宿題では、作文を中国語で書いて発表しなければいけないため、文法力、作成能力、また発表の際は発音力が問われる。
文法のミス、単語のミスは1人1人中国人の先生によって、理由と共に修正してもらえるため、自分がなぜそこで間違えたかが明確にわかる。杉達大学は留学生が少なく、クラスもとても小規模なため、先生と生徒との距離が近い。恵泉と似ている点だといえる。そのため、授業中でもわからない問題があれば気軽に聞け、解決できる。また、空き時間などは週末の話や長期休みの話、中国の話ができるため、かしこまった関係にならない点がメリットといえる。私は他の中国の大学や語学学校に行ったことはないが、杉達のような留学生が緊張することなく授業にのぞめる、小規模クラスを持った大学はそう多くはないのではないかと感じた。また、現時点で私はHSK3級をもっている。次の級、4級の受験も視野にいれた自主勉強もかかすことができない。4級の問題は単語からレベルが上がるため油断ができない。問題形式も変わってくるため自主学習が大切だ。