2015年6月

韓国の新羅大学(短期) に協定留学している学生からの報告書 2 派遣留学生の声:韓国

2015年06月29日 

韓国(新羅大学)協定留学生の声 2

春も終わり夏に向け暖かい日々が続いています。5月は毎週学校行事があり楽しく過ごすことが出来ました。

5月の最初の週には語学堂の体育祭が行われました。体育祭では、日本でも行なわれる綱引きやリレーなどの種目もありましたが、日本ではなかなか見かけない膝と膝をぶつけ合って、人を倒す種目や、足首に風船を付け相手の風船を潰しながら自分の風船を守る種目などもありました。簡単そうに見え奥が深い種目でもあるため、日本でもこのような種目があったら、行う人も見る人も楽しいだろうなと思いました。また、体育祭を通しクラスメートとも打ち解けることが出来、良い思い出になりました。

三週目と四週目には、寮のパーティーや学園祭も行われました。寮のパーティーや学園祭では、ダンス披露や歌のコンテストがおこなわれました。韓国人とカラオケに行った際も感じましたが、韓国人は歌やダンスが上手な人が多いと感じました。このようなイベントなどで人前で歌うことに慣れているからなのかなと感じました。多くのイベントが行われましたが、特に印象深かったことは韓国と日本の学園祭の相違点です。

一つ目は、日本は学園祭がおこなわれる日は授業がなく、昼間に学園祭を行いますが、韓国は昼間は授業を行い夕方から夜中まで学園祭がおこなわれます。また、先生たちが学園祭に関わっている様子がなく、学科ごとに出すお店もほとんどが飲み屋さんでした。そのため、酔い潰せてしまって、友達に抱えられている生徒なども多く見かけたりと、日本の大学の学園祭では、なかなか見かけない光景が広がっていました。飲み屋さんだけではなく、合コンのセッティングなどを行う学科があったりと、生徒がしたいように学園祭を行っているような印象を受けました。また、学園祭では、飲んだり食べたりだけではなく大学にDavichiやキムボムスなど有名な歌手が来たりと日本の学園祭とは規模が違うと感じました。

学習面では、初めての大きなテストである中間テストが行われました。中間テストではリスニング、会話、書き問題、選ぶ問題などがありました。自分が出来るすべてのことを出せた半面、まだまだ出来たのではないかとも思います。そして、日々の復習が中間テストの勉強時にも役に立ったため、日々の復習はもちろんのこと7月に行われる期末テストも頑張りたいと思いました。

また、5月には教科書も変わり、今までは対話形式の授業が展開されていましたが、現在は、韓国の大学に入学した後に授業で困らないようにするための文章形式のものが多いため、難易度も高くなり、習う文法量が増えました。ですが、その分遅れをとらないように日々努力していきたいです。

韓国の新羅大学(短期)に協定留学している学生からの報告書1 派遣留学生の声:韓国

2015年06月29日 

2015年2月より2015年7月までの予定で、韓国の新羅大学に協定留学している学生より報告書が届きました。

韓国(新羅大学)協定留学生の声 1

5月にも様々な出来事があり充実した日々を送った。気候も暖かくなってきて、もう半そでの人も多くなってきた。

5月の始まりは語学堂全体で行なわれる体育大会だった。全体を青と白のチームに分け、朝から夕方まで楽しんだ。綱引き、リレー、サッカーなど日本でも馴染みのあるものをはじめ、片足だけで移動しながら相手のバランスを崩す競技や、足首につけた相手の風船を割るゲームなどは新鮮な気持ちで楽しむことができた。天気が非常に良く暑い中にも関わらず、みな一生懸命競技したり応援したりする姿が印象的だった。

体育大会で盛り上がったと思えば、次の週は語学堂の中間テストだった。テストは2日間にわたり、1日目は読み書きと聞き取りテスト(すべてTOPIKのような形式で)、2日目は話すテスト(会話文を作ってペアで発表、教科書の一部を朗読、お題について説明するなど)だった。難しくて意味が分からないということはなかったのだが、聞き取りが未だに難しいことと、書きのテストの時には単語力・文法力不足を実感した。

貴重な体験もできた。こちらでは国際関係学科の所属なのだが、普段は日語教育学科の学生との関わりが多く、高校生対象のオープンキャンパスでは日語教育のブースの手伝いをさせていただいた。そのブースでのお手玉・けん玉・だるま落とし・わなげなど日本の伝統遊び体験のスタッフの1人になった。色々な人に助けてもらいながらだったが、釜山の高校生たちに日本の伝統的な遊びを紹介することができ、また日本に少しでも興味を持ってくれていることが分かって日本人として嬉しかった。たくさんの高校生が体験に来てくれ、日語教育の学生もスタッフをしながら楽しんでいる様子で、終始良い雰囲気で終えることができてよかった。

三連休を利用してソウルへ遊びにも行った。釜山に慣れた分ソウルは人が多く地下鉄も複雑で、釜山がさらに好きになって帰ってきた。短い間だったのでソウル留学組には会えなかったのだが、都会ゆえに品揃えが豊富なので買い物を楽しみ、おいしいものを食べ、夜はチムヂルバンに泊まってリフレッシュできた楽しい旅だった。

5月はクラスメイトとより仲良くなれた月だった。クラスは日本人と中国人しかいないため、休み時間は日本人、中国人ごとにしゃべってしまうことが多かったのだが、先月はクラス会を企画して一緒に食事をしたり、韓国の祝日である先生の日にはサプライズを企画したりする中で今までと比べて話すようになり、距離が近くなれて嬉しかった。

5月は本当に楽しい月だった。学祭の3日間は本当に学校全体がにぎやかで韓国の大学生の感覚を体験できた気がしたし、釜山に来たK-POPアイドルと会話できたことも忘れられない。留学生活は残り少なくなってきたので、毎日大切に過ごしたいと思う

韓国の韓信大学に協定留学している学生からの報告書 派遣留学生の声:韓国

2015年06月29日 

2015年3月より2016年2月までの予定で、韓国の韓信大学に協定留学している学生より報告書が届きました

派遣留学生の声

少し前まで一日中肌寒かった韓国も最近になって急激に暑くなり、 早くも夏の気配を感じます。
5月上旬には、知り合いの紹介でソウル国際車いすマラソン大会での日本語ボランティアとして、お手伝いをさせていただきました。大規模な大会ではありませんでしたが、日本からも多くの選手が参加していました。手伝いの内容は、賞金に関する書類の記入や確認に関することを日本人選手の方に伝達するというものでした。お金にかかわることなので、単語も専門的で、内容を正確に伝えなければいけなかったので大変ではありましたが、とてもいい経験になりました。

5月下旬には韓国語学堂の期末試験があり、中間試験のときよりもいい成績を出すことができました。日々勉強してきた成果が目に見えるのは嬉しく、やりがいも感じました。また、5月末に春学期最後の授業が終わったので、語学堂4級クラスのメンバーでお別れ会を開きました。お互いの国の話をしたり、たくさん写真を撮ったりしながら楽しい時間を過ごしました。私のクラスは13人いるのですが、ほとんどの友人は故郷に帰ってしまうので、とても寂しいです。最後の授業ではお互いに手紙を一言ずつ書いたのですが、2か月間という短い間でも、みな私の性格をちゃんと理解くれており、励ましの言葉などもあり、とても感動しました。韓信大学に来た当初は日本人一人で心細いときもありましたが、4級クラスの友人たちはいつも気を使ってくれて、本当にありがたかったです。また秋学期が始まるときには多くの留学生が来るので、また良い出会いがあるといいなと思っています。

休日には友達と、恵泉の卒業生でもあり韓信大学で日本語を指導している先生二人と一緒に漢江に夜景を見に行きました。漢江へ行き夜景を見ながらチキンとビールを楽しむのは、韓国人にとって醍醐味だそうなので、それを体験できたことでまた少し韓国という国に近づけたような気がしました。

先週からは韓国語能力試験対策の特別授業が開講されました。普段の語学堂の授業とは違い、試験対策の授業なので勉強する内容も違い、専門的で難しい単語も多いですが、毎日新しいことを知ることができ、とても勉強になります。夏休みの間もずっと授業があり、常に勉強できる環境を整えてくださっており、ありがたいです。7月には韓国語能力試験が行われるので、良い成績を出せるように勉強に励みたいと思います。

韓国の聖公会大学に協定留学している学生からの報告書 2 派遣留学生の声:韓国

2015年06月29日 

2015年2月より2015年8月までの予定で、韓国の聖公会大学に協定留学している学生より報告書が届きました。

韓国(聖公会大学)留学生の声 2

韓国に来て3ヶ月が経ちました。 5月は6月にある公演に向けて、毎日演劇サークルがありました。演劇サークルは、平日は18時から22時まで遅い時は23時過ぎまで、休日は12時から夕方まで練習がありました。練習が大変で遊ぶことがあまりできませんでしたが、韓国の学生たちと交流することができてとても良い経験でした。 5月に入って春学期の語学堂が終了しました。春学期の授業は本当にあっという間に過ぎて、とても楽しい時間でした。先生もとてもわかりやすく、韓国語をもっと勉強したいと思うことができました。夏学期は、初級から中級に進級するので休みの間にも予習は復習も頑張りました。

そして、2週間という短い休みでしたが、サークルまでの間にご飯を食べに行ったりしました。留学生たちとはもう3ヶ月一緒に過ごして、嬉しいことも辛いことも一緒に乗り越えて来ました。韓国の学生だけではなく、日本の留学生たちとも出会うことができて本当に良かったです。休みの間に、日本の富山からの留学生と日本語学科の学生1人と一緒にロッテワールドにも行きました。韓国の遊園地に、ずっと前から行ってみたいと思っていたのでとても楽しみでした。韓国の学生が日本語で私たち日本人を一生懸命案内してくれる姿にとても感動しました。韓国の学生の優しさに触れるたびに、今度は私がなにかしてあげたいという気持ちになります。

    

5月の27日から29日まで、聖公会大学で学園祭のようなお祭りがありました。学科別のブースがあり、日本語学科はたこ焼きや焼き鳥など日本のお祭りの屋台のようなブースでした。最終日は、次の日が休日でもあり、朝まで騒ぐ学生がとても多くいました。私たちも久しぶりに夜遅くまで遊びました。

5月は本当に毎日、サークルで正直とても大変でしたが、韓国の学生が日本語で一生懸命劇をする姿を見て感動しました。演劇を自分がまさかするとは全く考えたことがなかったけれど、新しい経験ができて今ではやってよかったと思っています。留学生活もあっという間に半分が経ってしまって、残りが後半分しかないのがとても残念ですが、残りも後悔の無いように充実した時間を過ごしたいです。

韓国の聖公会大学に協定留学している学生からの報告書 1 派遣留学生の声:韓国

2015年06月29日 

2015年2月より2015年8月までの予定で、韓国の聖公会大学に協定留学している学生より報告書が届きました。

韓国(聖公会大学)留学生の声 1

韓国に留学に来て、約3か月がたった。私は6か月留学のため、韓国で生活するのは残りあと半分だ。3月から練習してきた日本語で演劇をするサークルも今週の水曜日から本番がスタートし、今日で最終公演を迎える。このサークルに入ったことで韓国人との交流も深まり、韓国語を話す機会も増えたので、このサークルに入ってよかったと思っている。公演が終わったらサークルのメンバーで集まることはないが、サークルがなくても一緒に勉強をしたり、一緒に遊びたいと思っている。

今週の月曜日から、夏学期の語学堂が始まった。今学期は3級を勉強する。もう始まってから4日がたったが、3級では2級の文法・単語を理解していないと理解できない、そして文法の難しさも2級とはだいぶ違い、これから語学堂以外でどれだけ勉強して、理解していくことが大切だと思う。5月のヨンチェ先生から課題は、韓国で流行っている本を読んでレポートを書くという課題だったが、本を読むことは韓国語の勉強にもなるし、韓国社会を知ることができる勉強にもなるので、聖公会大学の図書館などを利用して韓国語の本をもっと読みたいと思っている。

5月の終わりには聖公会大学の文化祭もあった。恵泉の文化祭とは雰囲気は全く違い、楽しく参加することができた。そして文化祭は3日間にわたって行われたのだが、3日間とも夜になると盛り上がりが増して、生徒たちが学校内で飲み会を開いたりなどしていた。韓国では昼間から学生がお酒を飲んでいたり、学校内で学科の飲み会・個人的な飲み会を開くなど、日本の大学ではありえないことが起きていて正直とてもびっくりしている。学生と会話や、交流をすることで文化の差を感じることも多く、もっと韓国の文化についても勉強していきたい。私は自分のやりたい、興味を持ったことがあっても、行動力がなくそのままにしてしまうケースが多い。この自分自身の問題も、あと残りの3か月で克服し、いろんな場所にいき、いろんな経験ができればいいと思っている。