韓国(新羅大学)協定留学生の声 2
春も終わり夏に向け暖かい日々が続いています。5月は毎週学校行事があり楽しく過ごすことが出来ました。
5月の最初の週には語学堂の体育祭が行われました。体育祭では、日本でも行なわれる綱引きやリレーなどの種目もありましたが、日本ではなかなか見かけない膝と膝をぶつけ合って、人を倒す種目や、足首に風船を付け相手の風船を潰しながら自分の風船を守る種目などもありました。簡単そうに見え奥が深い種目でもあるため、日本でもこのような種目があったら、行う人も見る人も楽しいだろうなと思いました。また、体育祭を通しクラスメートとも打ち解けることが出来、良い思い出になりました。
三週目と四週目には、寮のパーティーや学園祭も行われました。寮のパーティーや学園祭では、ダンス披露や歌のコンテストがおこなわれました。韓国人とカラオケに行った際も感じましたが、韓国人は歌やダンスが上手な人が多いと感じました。このようなイベントなどで人前で歌うことに慣れているからなのかなと感じました。多くのイベントが行われましたが、特に印象深かったことは韓国と日本の学園祭の相違点です。
一つ目は、日本は学園祭がおこなわれる日は授業がなく、昼間に学園祭を行いますが、韓国は昼間は授業を行い夕方から夜中まで学園祭がおこなわれます。また、先生たちが学園祭に関わっている様子がなく、学科ごとに出すお店もほとんどが飲み屋さんでした。そのため、酔い潰せてしまって、友達に抱えられている生徒なども多く見かけたりと、日本の大学の学園祭では、なかなか見かけない光景が広がっていました。飲み屋さんだけではなく、合コンのセッティングなどを行う学科があったりと、生徒がしたいように学園祭を行っているような印象を受けました。また、学園祭では、飲んだり食べたりだけではなく大学にDavichiやキムボムスなど有名な歌手が来たりと日本の学園祭とは規模が違うと感じました。
学習面では、初めての大きなテストである中間テストが行われました。中間テストではリスニング、会話、書き問題、選ぶ問題などがありました。自分が出来るすべてのことを出せた半面、まだまだ出来たのではないかとも思います。そして、日々の復習が中間テストの勉強時にも役に立ったため、日々の復習はもちろんのこと7月に行われる期末テストも頑張りたいと思いました。
また、5月には教科書も変わり、今までは対話形式の授業が展開されていましたが、現在は、韓国の大学に入学した後に授業で困らないようにするための文章形式のものが多いため、難易度も高くなり、習う文法量が増えました。ですが、その分遅れをとらないように日々努力していきたいです。