韓国の梨女子大学に留学している学生からの報告書 派遣留学生の声:韓国
2015年06月29日
2015年2月より2015年8月までの予定で、韓国の梨女子大学に留学している学生より報告書が届きました
留学生の声
5月は、11日と12日に期末試験があり、その試験が終わるとすぐ学期休みになった。期末試験は中間試験同様に行われたため、緊張もせず自分の力を出し切れた。試験の結果も中間テストよりいい成績を取ることができて安心した。今回は、中間試験で多く見られたケアレスミスはなかったが、前回同様にスペルミスがあり点数を落としてしまったことが悔しかった。特に、文章を書く試験が多くあるため、次からは見直しを念入りに行わないといけないと思う。
試験が終わると、語学堂ではバザーが行われた。先生がバザーのトウミ(手伝う人)を募集していたため、私も参加することにした。
バザーでは、先生たちの公演やサークルの発表などが行われた。さらに、お菓子やジュース、服や生活用品など様々なものが売られていた。服や生活用品は、語学堂の先生や生徒が出品したもので、フリーマーケットのようなものだった。私は、前日に場所の準備をし、当日は服を売る担当になったが、学校の生徒だけでなく一般の客とも関わることができて楽しかった。
学期休みに入ると、故郷に帰ってしまうクラスメイトが多く寂しかった。私は主に、ギリシャ、香港、台湾人の友達と遊びに行くことが多かった。ちょうど韓国の大学で学園祭が行われる時期だったため、自分の学校だけでなく近くの学校の学園祭にも行ってみた。驚いたことは、日本の学園祭よりも規模が大きいことだ。たくさんの芸能人や、アーティストを招き、コンサートのように盛り上がっていた。校庭にはたくさんのテントで埋め尽くされていて、全て居酒屋だった。学園祭でお酒を飲めることにもとても驚いた。お祭りのような雰囲気がとても楽しかった。また、今までは学校の中の友人との交流だけだったが、学期休みの間は新しい友人もたくさんできて、韓国人と韓国語で会話できることも楽しく感じている。
先日、聖公会大学に留学中の2人に招かれ、サークルの公演を見に行ったが、とても感動した。演劇の公演だったが、サークルとは思えないほど素晴らしい本格的な公演だった。日本語学科の学生と合同のサークルで演劇は日本語だったが、流暢な日本語で2時間の舞台を作り上げていた。しかも、脚本も日本語学科の学生が作ったものだった。たくさん練習したようだったので、見に行くことができて良かったし、感動した。梨花女子大学には、このような機会がないため本当にうらやましく感じ、私も経験したいと思った。