アメリカより留学生の声 派遣留学生の声:アメリカ
2015年07月27日
①2015年3月より2015年12月までの予定で、アメリカ・オレゴン大学に留学している学生より現地での生活報告が届きました。
留学生活を2ヶ月送ってきてとてもさまざまな経験をすることができたと感じています。初めの方で出会ったアメリカ人の友達は、夏のタームで地元に帰ってしまい、そのアメリカ人の友達とほかの中国人の友達とハワイ人の友達と日本人何人かで一緒に野球を見に行った思い出がとても懐かしくも感じ、寂しくも感じます。6月で卒業してしまう日本語学科の本学生との交流がだんだんと少なくなってきていると感じています。英語の勉強を手伝ってくれていたアメリカ人の友達も、もうすでに大学を卒業してオレゴン大学には戻ってこない予定だと言っていたので、自分自身でこれからは勉強するようにしなくてはと思っています。
これからの夏のタームは、アメリカ人が夏休みで大幅にいなくなってブラジル人や中国人、サウジアラビア人が多くなると聞きました。ですが、コンバセーションパートナーは今後も継続していく予定なので英語力が落ちてしまうということはなく現状維持を保てると思っています。実際に、コンバセーションパートナーや旅行先で会話する現地の人と会話してみて自分の語彙力のなさに毎回気付かされます。そのたびに勉強しようという気持ちになります。この夏のタームの新しいコンバセーションパートナーとは以前の時よりも英語を話すスピードを早くして貰い、また新しい単語を使うようにしてもらってわからない時は紙に書くようにしてもらっています。
三ヶ月間アメリカで過ごしてみて、恥ずかしさというものよりも前にトライしてみようという気持ちを持つようになり自分自身の中で変化が起きたと感じています。自分の意見は、絶対に人に非がある時以外は変えないという強い意思をアメリカでは要求されるのだと思いました。相手に伝わらなかったら違う言い方で、相手が理解できるように 丁寧に会話してみることも恥じらって行動をためらうことから回避する一つだと思いました。
また、自分が中国人やサウジアラビア人の友達と会話している時に同じ単語を何度も使って新しい単語を使っていないと感じました。それも、単語力のなさが影響していると感じました。毎日、授業や外国人の友達と会話をして新しく発見した単語は携帯のメモ欄に記入するようにしています。
三ヶ月経ってみて、以前よりも英語を聞き取れるようになったなと感じることが増えました。ですが、まだまだ聞き取れなくて聞き直すことが多いです。課題以外にもTOEFLの勉強も両立するようにしています。自分が苦手な読解の問題は何度解いて量をこなしてもなかなか伸びているなと感じません。一週間に何度か英語の映画を見に出かけたり、学校内で借りてわからない単語やフレーズは字幕を見たり巻き戻して確認するようにしています。まだまだこれからより一層努力していきたいと思っています。
②2015年3月より2016年1月の予定でアメリカ・カリフォルニア州立大学に留学している学生から報告書が届きました。
暑い日が続き、学校も毎日朝早いためなかなか疲れが取れない日もありますが、充実した日々を送っています。サマーセッション入ってから続々新しい生徒が来て、授業も賑やかで楽しいです。特にブラジル人が最近多く入ってきて、ブラジルの文化に触れる機会が多くなりました。例えば、ブラジルの曲、ダンス、食文化など知ることができました。留学にきてもうすぐ4ヶ月くらいになりますが、改めて親への感謝や世界の文化に触れられて、日本の文化も教え合えることがすごく幸せなことだと実感しています。さらに、日本がまだまだグローバル化が進んでいないことや、日本の世界に対する価値観などもより発展すべきだと感じています。英語面については、いろいろな世界のアクセントに慣れてきて、留学始めの頃全く聞き取れなかった英語も今ではほぼ理解できるようになりました。ただTOEFLの勉強などで最近はスピーキングを伸ばせられなかったので、サマーセッション終わるまで全力で話していきたいと思います。8月に入ってからは2週間ほどLAを離れ、NYへ他の日本人と旅行にいきたいと思っています。