10月に入り、釜山の気温が一気に落ちた。コートがなければ、外に出られないほどだ。10月は、語学の勉強以外に釜山で最も有名な行事が2つもあった。留学している間に勉強はもちろん、芸術的なお祭りに参加することが出来て本当に良い体験になった。
釜山で有名なお祭りと言えば、釜山国際映画祭だ。1996年に始まったこの行事は、それほど歴史が長くはない。しかし、有名な映画監督や俳優、なによりアジアの有名な映画を簡単に見ることが出来ることで有名になったようだ。日本からも有名な映画監督や俳優、女優が来るということで、開幕式のチケットを取ろうと思っていたが、さすが有名なお祭りで、数秒でチケットが売り切れてしまった。ただ約1週間続けて行われる釜山国際映画祭は、映画放映だけがメインではなく、その間に俳優や女優たちのトークも行われる。私も韓国の芸能人に会いたくなり、チケットも買わずに会場に行った。遠いことを覚悟で行ったが、意外にも人はおらず、簡単に中に入り、芸能人を見ることが出来た。有名な映画祭なだけに少し驚いたが、とてもいい経験になったと思う。映画だけでなく、芸能人に会えて一石二鳥の釜山国際映画祭だった。