アメリカ・ソノマ大学に8月から留学している学生より現地報告が届きました。 派遣留学生の声:アメリカ

2016年09月15日 

私は、ソノマ大学のSSALI(Sonoma State American Language Institute)プログラムに参加しています。今期はフランス人、韓国人、中国人、メキシコ人、ブラジル人、サウジアラビア人、コロンビア人、日本人の留学生が20人ほどおり、3クラスに分かれて授業を受けています。私は1番下のクラスに分類され、9人のクラスメイトがいます。

授業時間は50分間で、1週間の時間割はCommunicationに関する授業を3つ、Vocabularyを2つ、Grammarを5つ、Culture and Conversation、Reading、Compositionを3つずつ、Pronunciationを2つ、合計で21もの授業を受けています。授業ではアクティビティやディスカッションを行ったり、宿題の回答をペアになって確認したりしています。恵泉の授業と同じように少人数で授業を行っているため、発言や質問がしやすい雰囲気です。そのため、先生からのクラス全体への質問やグループワークで積極的に発言でき、授業内で行われる単元ごとのテストの準備もきちんと行えています。

毎週月曜日の昼休みには、定年退職された方々がボランティアとしていらっしゃってくださり、交流をしています。留学生たちの出身国やアメリカの習慣、食文化、天候などについて知ることができる良い機会だと感じています。そして毎週木曜日の昼休みには、"Coffee and Culture"といってソノマ大学の学生たちと交流する機会があるので、そこでも新たな友人づくりを通してアメリカ文化とふれ合っています。

さらに、私は"Coffee and Culture"を主催しているIEECというインターナショナルクラブにも加入しました。これまでにそのIEECのメンバーで大学近くのダウンタウンにピザを食べに行ったり、金曜日の放課後はキックボールをしたりしました。

また、私にはKatieとCindy という2人のConversation Partnerがいます。彼女たちとはそれぞれ週に1回ほど会い、天候、旅行、家族、友達、ペット、食文化、ショッピングなどといった日常生活について日本語や英語を交えて話したり、一緒にご飯を食べたり、散歩をしたりしています。その2人に初めて会った日、私は折り紙に手紙を書き、抹茶味のチョコレートと一緒に渡したら、すごく喜んでくれたので嬉しかったです。こちらでの生活や学校に慣れてきたこともあり、2人のConversation Partner、先生、クラスメイト、ホストマザーと話すことが楽しいと思えるようになってきました。

私のホストファミリーはマザーだけしかいません。なので、平日はマザーと私の2人だけで過ごしますが、週末にマザーの姪っ子が来ます。マザーはとても親切で、よく私のことを気にかけてくれます。マザーとの生活は大体、夕食中や夕食後にカードゲームやボードゲームをしながら、その日あった出来事をお互いに話します。先日は、私の好きな映画のDVDを一緒に見ました。マザーもこの映画を好きになってくれて嬉しかったです。

この前の週末は、仲の良いフランス人のクラスメイトとお寿司を食べ(久しぶりの日本食!)、ショッピングをしに行くことができたので、充実した週末を過ごすことができました。違う国の人と自分の文化について話すことは、思わぬところで違いを見つけることができたり、意外にも共通点があったりと、話していてとても楽しくて興味深いです。