9月5日から聖公会大学韓国語学堂5級の授業がはじまった。5級の授業は今までの3級、4級の授業内容とは違う。5級の授業は基本的に毎時間教科書に沿って行っているが、韓国で話題になっているニュースを題材にあげ、そのニュースの問題点についてクラスで話し合い、解決策を考える授業も並行して行っている。そのため、新しい単語や文法を覚えながら、韓国社会についても理解を深めることができるようになった。
語学堂の授業は午前9時から午後1時までなのだが、5級のクラスでは毎日午前9時から10時までの1時間、自分が好きな本を持参し、読書をする。私が選んだ本のタイトルは「だいじょうぶ、生きているから」だ。この本には、韓国を代表する偉人たちによる温かい言葉が書かれている。まだ半分しか読んでいないが、内容はとても心に響くものが多い。難しい単語ばかりで理解に苦しみつつ、一つ一つ辞書で単語の意味を調べながら本を読むことをしていたら、単語力が以前よりも身についた気がしている。