台湾 世新大学に留学している学生から現地レポートが届きました。 派遣留学生の声:中国
2020年03月09日
世界中新型コロナウィルスの猛威にさらされているなか、台湾の迅速かつ的確な対応策が日本でも注目されています。そんななか、さる2月10日、国際社会学科2年生の安野まど佳さんが長期留学のため、台湾にある協定校・世新大学に向かいました。安野さんは1年生の頃、短期の中国語学文化研修に参加し、上海にある協定校・杉達学院大学に2週間行っていましたが、台湾留学は初めてです。台湾留学の準備に当たって、教務課で国際交流を担当している波多さんだけではなく、昨年の秋から恵泉に協定留学に来てくれている世新大学の黄昱瑄さんにもたくさん助けていただきました。本当にありがたいことです。
旧正月を迎えていた台湾の様子、そして、新型コロナウィルス騒ぎのなかの台湾の大学、いったいどうなっているのか、以下、安野さんからの写真入りの現地報告をお楽しみください。
国際交流委員会 楊 志輝
2月10日、日本を出発し、13時半頃、台湾の桃園空港に到着しました。到着ロビーでは世新大学の学生さんが出迎えてくれました。彼らは巧みに英語を使い、世新大学について、そして寮の説明をしてくれました。
授業がまだ始まっていないので2月は買い物に行ったり、留学生同士でご飯を食べに行ったりすることがほとんどでした。今の時点では、ポーランドの留学生が私と同じタイミングで来ていたので彼らと交流することが多く、寮にいる留学生とは英語でコミュニケーションをとることがほとんどです。ヨーロッパの留学生は英語を流暢に話します。今は、会話もままならず受け答えをすることで精一杯です。しかし、私が質問や自分のことについての紹介などをすると丁寧に答えてくれたり、英文法のアドバイスをしてくれたりします。そして、留学生同士で自分の国の政治や文化また、コロナウィルスの現状について話すことがありました。「日本ではどうなの?」と聞かれた時に上手く受け答えができず、とても悔しかったです。日本の政治や文化についての知識を広げ、この留学中に語学を上達させ、たくさん話せるようになりたいとより強く感じました。
マンゴーかき氷を食べた
そして、26日には留学生オリエンテーションがキャンパス内で行われました。今期は約20人の留学生が増えました。総勢で45人程になります。日本人は私含め5人です。英語で自己紹介をしたり、みんなでビンゴゲームや食事をしたりして、交流を深めました。これからより交流を深め、色んな国の人と仲良くなりたいです。
留学生の行事の一環として留学生と現地の台湾人の学生と西門のランタン祭りに行きました。旧正月の期間に行われる台湾を代表する行事の一つです。今年の干支であるネズミをかたどったランタンが多くみられ、日本のゲームキャラクターのランタンも飾られていました。とても色鮮やかで奇麗でした。
(ネズミ年の繁盛を祈って)
3月2日から授業が始まりました。英語の授業では大まかな内容は聞き取ることはできても、英語のみで答えることが自分にとって難しく苦戦しています。中国語も日本での授業以上に発言を求められることが多くかなり驚きました。両方の語学を上達させるため、積極的に授業に参加していきたいと思いました。また、予習や復習、そしてわからないことがあればすぐに先生や周りの友達に頼り解決するということがとても大切だと実感しました。
悔いのない留学生活を送り、そして学びの多い1年間にしていきたいです。
記念写真撮影
中正紀念堂