夏休み短期留学 派遣留学生の声:カナダ

2022年12月02日 投稿者: 英語コミュニケーション学科 後藤 里帆

留学に行く前の不安

初めてホストファミリーと対面した時

海外へは家族で何度も行っていたので、外国に行くこと自体への不安はありませんでした。

しかし留学中にお世話になるホストファミリーとの関係は、お会いするまで不安でした。果たして上手くコミュニケーションが取れるのか、優しいご家庭なのか、などです。家族との海外旅行とは違い、ホームステイをしながらの外国生活は初めての体験だったからです。

けれどそんな不安は現地に到着するとすぐに杞憂だったことを知ったのです。
ホストファミリーの方々は本当に優しく、細かいことまで配慮してくださるとても素敵なご家族でした。
一緒に買い物に行ったり、生活で分からないことがあれば教えてくれたり、帰国前には美味しい地元レストランでフェアウェルパーティーも開いてくださったのです。

この家族との出会いにより、留学はとても充実したものになりました。

留学に行ってから大変だったこと

留学直後に大変だったことが2つあります。

ひとつ目は、カナダのビクトリア国際空港に到着した時、トランクの一つが届いていなかったのです。しかしホストファミリーの方が、洋服を貸してくれたことで、何とか乗り切ることができました。

ふたつ目は、当時のカナダの空港で実施されていたコロナのランダム検査に当たってしまったことです。無作為で検査対象に選ばれてしまったわけですが、エージェントの方がクリニックでの検査を予約してくだり、無事に乗り切ることができました。

留学が楽しくなった点、日本の生活と違うからこそ発見したこと

英語のクラスのメンバー(最後の授業に撮った写真)
英語のクラスの先生とみんなが合格証を貰った!

ビクトリアに着いてからの1週間は、充実した留学生活を送れるかどうか不安で涙を流すこともありました。
でも、少しずつ現地での生活に慣れていき、環境やホストファミリーの方とも素敵な関係を築くことができたことで、有意義な1ヶ月を過ごすことができました。

一緒に留学した友人たちと近況を報告しあうことで、寂しさも無くなりました。また、現地の学生たちとの交流が増えたことで、留学の楽しさを感じることができるようになっていったのです。

日本の生活と違うからこそ発見できたことは、積極的に行動することの重要性です。
カナダでの一ヶ月間は、積極的にホストファミリーのご家族と、また様々な国籍の友人たちとも交流することができるようになっていきました。

恵泉入学を前にした留学に将来行きたい生徒さんに対してのひとこと

恵泉に入学後、「在学中に留学したい」と思っている人も多いのではないでしょうか。
実際に私も留学への思いが強くありました。大学生活は、人生で一度だけの経験です。
そして大学生活を有意義にするためには、自分で作り上げて行く積極性が大切になるのです。
今後、社会に出た時に留学の経験は必ず役に立つものだと信じています。

帰国する時、空港まで送ってくださったホストファザー

『外国の生活は不安』と尻込みしている人もいるかもしれません。ですが、挑戦することによって、語学力が向上することはもちろん、自分自身の成長にもきっと助けになるはずです。少しでも留学を考えていている人は、是非、チャレンジしてみてください。