こんにちは。2010年3月人間環境学科を卒業した野原幸恵です。
私は、1・2年生の時、多摩フェスティバル実行委員、3年生の時、信和会、4年生の時、卒業パーティ委員に所属していました。他にもサークルやゼミもあり、大学が好きで仲間といることが大好きな私は恵泉で充実した日々を送ることができました。
今、私は、南青山にあるNPO法人子育てひろば「あい・ぽーと」で働いています。大日向ゼミに所属し、就職先は子どもに関係することをしたいと考えていたので、授業で訪れた「あい・ぽーと」に決まった時はとても嬉しく思いました。
2011年12月
野原 幸恵 さん人間環境学科
A.O.さん日本文化学科
私は2006年に日本文化学科を卒業し、三井住友銀行に勤めたのちに大学院に入り、2010年に修士課程を修了しました。学部生時代には授業を通してハンセン病、平和、文化、ジェンダーなど様々なことに触れ、学ぶことのおもしろさを知ったように思います。学科を越えておもしろそうな授業はできるだけ履修したり、韓国に交換留学するなど、勉強嫌いだった中高生時代の自分からは考えられない充実した日々でした(笑)。学科の分け隔てなくサポートしてくださる先生がたくさんいるので、自分の興味を積極的に広げることができました。
加藤 恵子(旧姓:小川)さん日本文化学科
卒業後、マスコミ系列の旅行会社で5年、鉄道会社の旅行カウンターで3年勤務しました。結婚を機に退職し、現在育児に励んでいます。
在学中は、日本美術史のゼミを受講していました。授業では、美術作品から制作者の意図や権威などが読み取れることを学びました。それまでの私は、作者の感性が表れたものが芸術だと思い込んでおり、展覧会に行っても、自分の好みかどうかでしか鑑賞していませんでした。けれどもゼミでの勉強を通して、芸術だけに限らず物事を表面だけで捉えるのではなく、その背景や意図を考えられるようになりました。大学で学んだことは直接就職に結びつきませんでしたが、価値観を築く大事な4年間でした。