■卒業年:2010年3月卒業
■勤務先:NPO法人子育てひろば「あい・ぽーと」
こんにちは。2010年3月人間環境学科を卒業した野原幸恵です。
私は、1・2年生の時、多摩フェスティバル実行委員、3年生の時、信和会、4年生の時、卒業パーティ委員に所属していました。他にもサークルやゼミもあり、大学が好きで仲間といることが大好きな私は恵泉で充実した日々を送ることができました。
今、私は、南青山にあるNPO法人子育てひろば「あい・ぽーと」で働いています。大日向ゼミに所属し、就職先は子どもに関係することをしたいと考えていたので、授業で訪れた「あい・ぽーと」に決まった時はとても嬉しく思いました。
「あい・ぽーと」では、親子が一緒に屋内や園庭で遊んだりして一日過ごすことができるスペースを提供し、同年代の親子との交流ができるプログラムや季節ごとイベントも開催しています。園庭では、有機園芸を恵泉の澤登早苗先生に担当していただき、都会の真ん中で野菜も育てています。また、母親の息抜きのために、コンサートやお友達とランチを楽しんでもらうなど、理由を問わない一時保育も実施しています。それ以外にも『子育て・家族支援者の養成講座』を港区・千代田区・浦安市・高浜市で開講し、地域の子育ての担い手として支援者さんをたくさん輩出しています。
私自身は、ひろばの受付事務がメインですが、月刊の『ひだまり通信』の製作や、養成講座の事務や、イベント時のリトミック等様々な業務を受け持っています。まだまだ2年目で至らない私ですが、法人の代表で、子育てひろばの施設長の大日向雅美先生はじめ、スタッフの皆さんや、パートナーさん、支援者さんらによって、日々成長させていただき、少しずつ責任のある仕事も増えてきています。
社会人としての仕事はやはり厳しく、つらいことも多く責任も重くなりましたが、大学で積極性と協調性を身につけたことが、今の私へ繋がっていると感じています。私は、恵泉でなかったら、今の仕事にも就いていなかったことでしょうし、尊敬する上司や信頼しあえる仲間や、かわいい子どもたちの笑顔にもめぐり会えなかったと思います。
恵泉で学べたことを幸せに思っています。