江夏 舞 さん 英語コミュニケーション学科

■卒業年:2011年3月卒業
■勤務先:北海道教育大学 教職大学院 進学

私は卒業後地元に戻り、北海道教育大学院の教職大学院(高度教職実践専攻 高度教職実践専修)で即戦力のある教師になるために理論的・実践的な学びをしています。特に小学校における国語の授業を中心に、子どもが主体的に学ぶ授業の在り方や発問に関する研究を行っています。研究だけでなく、実習を何度も行っているので、理論と実践の往還ができています。また、今年度教員採用試験に通ったので、研究に専念できています。更に中学校で英語の非常勤講師として勤務もしています。

このように教職大学院に進むことになったのも、恵泉での4年間が大きく影響しています。1年次から中高英語免許を目指し、2年次にはゼミで英語教育について一から学びました。その中でKEES(恵泉英語教育研究会)に所属し、週に一度稲城市の小学校で外国語活動の実践をさせて頂きました。子どもと一緒に英語を楽しみ、「先生、今日の英語楽しかったよ!次が楽しみ!」という一言を聞ける喜びを感じ、子どもの成長により深く携わることのできる小学校教師になりたいとを強く思うようになりました。恵泉では小学校免許は取得することができなかったので、大学4年生から通信制の大学で小学校免許を取得しました。しかしこのまま教師になるのではなく、よりスキルアップしてから現場に出たいと思い教職大学院へ進む決意をしました。

恵泉では多くの先生方にご指導を頂き、たくさんの経験をすることができました。採用試験に通ったのも、多くの経験をとおして自信がついたのだと思っています。
教職以外にも、カリフォルニアのUC DAVISへ短期留学したことや、チアリーディング部で青春を謳歌したり、アルバイトに励んだりと多忙な毎日でしたが、教授や友人、先輩に恵まれとても有意義な学生生活を過ごすことが出来ました。大学で始めたチアは私の一部になっており、今も地元の社会人チームに入って楽しんでいます。
恵泉で学んだおかげで今の私があります。今後は、恵泉で幅広く学んできたことを生かし、子どもたちの未来が広がっていけるよう努めたいです。