日本での生活もすでに4年が過ぎました。2010年に文化学科を卒業した後、私は筑波大学大学院人文社会科学研究科(国際公共政策専攻)に進学し、今年の1月に修士論文を書き上げたところです。
恵泉に編入学した当初は、「日本の文化について知りたい」というただ漠然とした思いを胸に日本にやってきた韓国人留学生の一人でした。しかし、その後、恵泉での学びを通じて、日本に限らず、世界が抱える諸問題、文化摩擦や文化的差異の問題、また文化多様性の重要性に目が開かれ、より広い世界観を持つようになりました。そして日本と韓国を、世界の視点から相対的に考えられるようになりました。それだけでなく、自然と親しむことで、私はこの大学で「人と自然を慈しみ、尊重する」という'生き方'を学んだと思います。
歴史文化学科
呉ハナ(オ・ハナ) さん歴史文化学科
今成 奈央 さん歴史文化学科
恵泉では歴史、経済、教育など様々な分野が複雑に作用し合い、それらが国を越えていくダイナミックな動きを研究しました。広く大きく視野を持たなければならず、大変だったことを記憶しています。同時に物事に垣根を設けず学び、チャレンジしていく、大切さと楽しさを学びました。
渡邉 かおり さん歴史文化学科
現在、私が勤務しているのは整骨院です。柔道整復士として骨折、脱臼、捻挫、肉離れなど様々な怪我に対して治療をしています。個人個人の性格が違うように怪我の種類も一つとして同じものがありません。その怪我を見極めて判断し、どのような治療方法が最適か考えていくのが私たち、柔道整復士の仕事です。
和田 万里絵 さん歴史文化学科
私は好奇心旺盛な性格ですので、多種多様に学ぶことができる文化学科が大好きでした。就職先も日進月歩で色々な事を吸収できると思い、IT企業に就職しました。現在は広告代理店に出向してシステムの管理・運用を行っています。