北タイの歴史-北タイは、かつてランナーという王国だった

2009年10月10日  投稿者:ばなちょん(第10期生)

9月8日、チェンマイ大学教育学部のソムチョート先生に
タイ歴史文化博物館を案内してもらいましたー。
 
北タイの大昔...3000年前くらいから
現在のチェンマイが誕生するまでの歴史を学びました。

チェンマイ市内は大きな城壁で囲まれていて
その城壁内には都を統治していた人や貴族が住み、
城壁の外には商人や職人さん、
ピン川(市内のすぐ横を流れている)の近くには
政府の役人や中国系の商人などがたくさん住んでいたそうです。


なので今でも城壁内にはたくさんのお寺があり
城壁を出ると伝統的な銀細工のお店などがいろんなものが残っています。

 歴史を知ったうえでチェンマイの地図を見ると
 色んなことがみえてくるので
 面白いですー(・∀・)!!!!!!
 
チェンマイは歴史あるお寺ばっかなので
お寺好きな人はぜひ一度はチェンマイにきてください(`・ω・´)!!!

ばなちょん

ソムチョート先生は、ご専門も趣味も「歴史」。2008年3月は恵泉の招きで、初めて日本にいらっしゃいました。「江戸の歴史」に関心があると、東京都内の歴史を求めて、散策を重ねておられました。

また、ソムチョート先生の妻は、チェンマイ大学のランナー研究の第一人者の研究者のスラサワディ先生です。スラサワディ先生のタイ語の「ランナーの歴史」は英語に訳され、チェンマイの出版社Silkwormsから出版されています。amazonでは、入手が難しいですが、チェンマイの書店では買うことができます。チェンマイにいるうちに、一読してみてはどうでしょう?

チェンマイの歴史的景観を活かした街作りをテーマにした2007年度の長期FS
参加学生の蓮見朱加さんの写真を掲載します。

斉藤百合子

北部タイの歴史と文化

ピン川のほとりの中国系承認の倉庫が改装され、現在は川沿いの洒落た「ギャラリー」レストランとして営業している。撮影/蓮見朱加

ピン川を望む「ギャラリー」の店内。撮影/蓮見朱加