長期FSで学んだこと

2014年01月28日  投稿者:IS3年 高橋由佳

私は、森とともに生きるカレン族の村、パーユアン村で「自然資源管理から見えた食文化」をテーマに、自然資源をどのように管理、利用されているのか食を通して考察を深めました。「食」という切り口から、パーユアン村のライフスタイルも学ぶことができました。

テーマが「食文化」ということもあり、様々な食材を口にすることができました。その中でも一番忘れられない体験をしたのが、虫を食べたことです。食卓に上がった時、正直「気持ち悪い」という考えでした。しかし、恐る恐る口に入れてみたら、とてつもなく美味しかった!!特に竹の中にいるガの幼虫は、次々にたいらげてしまうほど美味しかったのです。
虫を食べる習慣があることを映像で見たり、話しに聞いたりすることと、自ら体験して、食べるということの間には大きな違いがありました。実際は、油で炒めてスナック菓子のようなさくさくとした美味しい食べ物でした。このように彼らの食文化に対し、どのようにして食べるのかという手段や、彼らのやり方と価値観に立って見ることの重要性を強く感じました。
今回、タイという環境に飛び込んで感じたことは、「チャレンジする精神」です。タイに来て初めの一ヶ月は、自分のタイ語が相手に伝える自信がなく、英語を使うことが多くありました。しかし、他のメンバーが一生懸命タイ語で挑戦している姿を見て、私もタイ語でチャレンジしようという気持ちが強くなっていき、相手とのちょっとした会話のキャッチボールができた時の喜びは、大きなものでした。このタイで得た体験を忘れずに、これからも挑戦しつづける心を持とうと感じました。

調理中の食材

朝の様子

お世話になった家族