私は、パヤップ大学日本学科で体験学習を行いました。パヤップ大学は、1974年にタイで初めてキリスト教の学校として設立された総合大学です。その中の日本語学科は1997年に主専攻として認められて以来、先生6名・学生67名で成り立っています。
2015年1月21日 の記事
パヤップ大学日本語学科での体験学習
2015年01月21日 投稿者:JL2年 石井千晶
カレン民族の森を守る考えとその利用方法-異なる信仰を事例に―
2015年01月21日 投稿者:国際社会学科3年 土田彩実
私はテーマをカレン民族の森を守る考えとその利用法とし、異なる信仰が併存しているヒンラートノーク村で体験学習を行いました。
ヒンラートノーク村の信仰は精霊信仰に加えた仏教と、キリスト教があります。精霊信仰は土着の信仰で、キリスト教は後から入ってきた信仰です。精霊信仰は、自分たちは自然と精霊(超自然)によって生かされていると考えています。そのため、自然や森を守るという考えが生まれます。一方、キリスト教の人は神だけを信じ、神を愛し、神が愛したものを愛すという考えがあるため、自然や森を守ります。このように、森を守る考え方は信仰によって異なっていましたが、実際の彼らの生活はお互いの信仰を尊重しているもので、森の利用方法に差は見られませんでした。