今回私たちは、フェアトレードについて学ぶためアカアマコーヒーというカフェのオーナであるアカ族のリーさんからお話を伺いました。アカアマコーヒーはチェンマイ市内にある木造建築の落ち着きがある自然観あふれるカフェです。現在は、2店舗構えています。
アカアマコーヒーは、リーさんの村でリーさんのお母さんが栽培したコーヒー豆を使っているため、お店の名前をアカアマ<アカ語で「アカ族のお母さん」という意味>にしたそうです。又、アカアマコーヒーのコーヒー豆はコーヒー業界の中でも有名で、毎年開催されている世界コーヒーコンテストにおいて、3年連続でスペシャリティコーヒーを受賞しています。
アカアマコーヒーの特徴は、リーの生まれたアカ族の村で村人が生産したコーヒーをリーが精製し焙煎し、販売しているという点であり、アカアマカフェでは、その質の良いタイのコーヒーを味わうことが出来ます。村の人々はアカアマにコーヒーをフェアーな価格で買い取りしてもらうことで、安定した暮らしを送ることができるようになりました。 リーさんからアカアマコーヒーの設立までの経緯と理念について伺うと共に、美味しいコーヒーとケーキを頂きました。私は、カフェラテの砂糖入りとストロベリークレープケーキを食べましたが、コーヒーは癖になるような、ほろ苦さと砂糖の甘さでとても美味しく、ケーキも可愛く甘さがコーヒーと相性が抜群でした。
私は、リーさんのライフストーリーに感動し、またアカアマコーヒーがもたらす生産者と消費者の関係について興味が湧きました。