私たちは、9月14日から18日までチェンライ県にあるカレンの村<ヒンラートノーク村14日から16日、ヒンラートナイ村16日から18日>に2泊ずつホームスティしました。 どちらの村も1人1家族で宿泊しなければならなかったので、初めはとても心細かったのですが、ホームステイ先の家族がとても温かく受け入れてくださったので、楽しくあっという間に4泊5日を過ごすことができました。村人の中には簡単な日本語を話せる方も多く、カレン語、タイ語、日本語を教えあうなどの交流を楽しむことができました。
ヒンラートノーク村では、村人が政府のノンフォーマル教育局と連携して運営しているコミュニティスクールに行ってお話を聞きました。ヒンラートナイ村では、にわとりを追いかけたり、猫と遊んだり、子どもたちと遊んだり、畑という名の登山に出かけたり、畑で採った木の実を川で洗ったり、家畜にエサをあげたり、何もしない時間を過ごしたり、水浴びをしたり、人の家にテレビを見に行ったりしました。初めは不安ばかりでしたが、人と自然の温かさに触れ、たくさん笑い、とても楽しい4泊5日でした。私の一生の宝物です。
そんなカレンの村でのホームステイを通して強く感じたことは、「百聞は一見に如かず」です。今までカレン族やタイの農村社会に関する講義を受けたり、先輩の論文を読んだりしていました。しかし、実際にカレンの村でホームステイをし、生活に触れて体験することで学習とリンクすることがあったり、新たに疑問に思うことがでてきたりしました。机上の学習だけでは学べなかったであろうことを学び、体感することができたと思います。