私の体験学習先とテーマについて ①

2015年10月09日  投稿者:R.O (国際社会学科3年)

私の体験学習テーマは「カレン族の木の利用」です。カレン族の村で木を利用したものにはどのようなものがあるのか、なぜそれらは今も使われているのか、あるいは使われなくなったのか、などを調査したいと思っています。

滞在先は「ヒンラートナイ」というチェンマイから車で約2時間ぐらいのところにあるカレン族の村です。この村は、長期フィールドスタディの事前学習や短期フィールドスタディで恵泉の学生が訪れるため、恵泉と関わりの深い村の1つです。

私がこのテーマに興味を持ったきっかけは、長期フィールドスタディに参加した先輩の話を聞いたことでした。そこで、山岳民族の村の生活や文化がどのようなものなのか、興味を持ちました。1年の春休みにタイワークキャンプに参加し、カレン族の村の家にホームステイしたことで、想像以上に木や竹などの自然を利用しながら生活していることを感じました。そして、「なぜ木を利用した生活を続けているのだろう?」と気になりました。それがきっかけの1つとなり、「カレン族の人びとはどのように木を利用して暮らしているのか」に興味を持つようになりました。

10月から、みんなそれぞれの体験学習先に散り、生活していくことになります。うまく村で生活していけるのか、村人たちに受け入れてもらえるか、テーマについてきちんと調査できるか、良いレポートが書けるのか、不安はたくさんあります。その一方で、どのような生活を送るのか、文化や生活習慣を見られるのか、どのような人たちとの出会いや関わりがあるのか、これから経験することに少しワクワクもしています。体調に気をつけながら、テーマについて調査していきたいです。

私の体験学習先カレン民族のヒンラートナイ村