私の体験学習のテーマ⑥

2015年10月25日  投稿者:人間環境学科4年 安藤美季

私の体験学習のテーマは「循環型農業で取れる食物 村人の食の自給」です。村人が循環型の畑を通し食の自立をしているのか、調査しようと考えています。

大学での生活園芸を通して、自分自身が食べるものを種から育て食べることの大切さ、楽しさに気づいてから、農業に関心がわくようになりました。大学4年間で農業のことを勉強する中で、種問題や自然農法に興味がわくようになり、タイ長期ではタイの種問題か自然農法を調査したいと考えていましたが、タイエスニックグループのプラスート先生から、カレン族の循環型農業の話を聞き興味をもつようになりました。

体験学習先のヒンラートナイ村はチェンライ県ウィアンパパオ郡パンポン区の国立公園内にあるカレン族の村です。ヒンラートナイ村ではカレン族の伝統的な循環型焼畑農法で生計を立てています。焼畑農法というとマイナスなイメージがつきまといがちですが、約20年前に学者が入り、循環型焼畑農業が森林保全であることが証明されています。 カレン族の循環型焼畑農法は休閑期間があり1年目2年目3年目で住んでいる動物や植物が異なってきます。私は、循環型の畑を通し、村人が1年目2年目3年目で何を収穫し食べ、食の自立をしているのか、調査したいと思います。村での生活の不安も大きいですが、頑張りたいと思います。

ブタの餌にするバナナの幹