第一期体験学習を終えて:Empower財団より

2015年11月05日  投稿者:JL4年 (K.H)

10日間のあっという間の第一期体験学習を終え、緊張の「第一回報告会」を行い、息をついたのもつかの間のことでした。第二期の体験学習の開始は目前です。

わたしの体験学習先である「Empower財団」で、わたしの主な活動となったのは、<日本語講師業>となってしまいました。本来、<日本語教育>は私のテーマとはかけ離れているため、すこし遠回りをしているのかもしれません。本題から逸れてしまって、調査の進捗が思わしくないことは、ちょっとばかり不安でした。

しかしこれもきっと何かの縁です。生徒さん(と言っても、皆さん私と同じ年齢層なのですが)が頑張って来てくれるうちは、私も頑張ろうと思いました。毎日生徒さんが継続して来てくれるというのは、嬉しいものですね。自然と心持ちの引き締まる気持ちでした。

言葉の足らないわたしは、押山先生のサポートを受けながら、何度かEmpower財団のスタッフの方々にお話を聞く機会を頂戴しました。スタッフの皆さんはとてもお忙しい方々なので、なかなかお話の時間が充分にとれないのは難点です。

第一期の体験学習では、Empower財団のメンバーの構成や創立の大まかな歴史を追いながら、財団について理解を深めました。そんな一期を過ごして、最終的には「タイ社会の<セックスワーカー>に向くジェンダー観」というテーマで報告書がまとめられるように、第二期では調査を進めたいと思います。

日本語の授業