第17期長期フィールドスタディスタート

2016年08月21日  投稿者:国際社会学科3年 守屋亜純

8月18日期待や不安などそれぞれ様々な思いを抱え、タイでの5か月間の生活がスタートしました。今年の参加人数は4年生1人、3年生7人、2年生2人の計10人で、学科は全員国際社会学科と元々知っているメンバーも多く、とてもフレンドリーです。

タイ長期フィールドスタディとは日本や外国を理解する際に、机上の知識だけでは学びとることのできない人間的な理解こそ必要だという理念のもと始まり、北部タイの中心都市チェンマイ市にあるチェンマイ大学と連携して実施されている半年間のプログラムです。
タイで過ごす半年の内最初の2か月はまずチェンマイ大学で実践的なタイ語やタイ社会について学び、その後の3か月は各自のテーマに沿って農村や山地民の村、NGOや政府機関などの中から体験学習先を決め、活動していきます。体験学習は3期に分かれており、各期での課題を現地の人々と共に生活し、彼らと同じ目線で問題を考察していきます。

羽田空港を出発し、飛行機の中ではこれからタイで生活するという実感が湧いていなかったのですが、チェンマイの空港に降り立ち、宿泊先まで向かうソンテオとういうタイの乗り合いバスの中で行きかうたくさんのバイク、ドリアンの甘い匂い、立ち並ぶ屋台などを見てタイの空気を感じました。まだ到着してから1週間もたっていませんが、みんな街中を散策し、美味しいタイ料理を食べ、これからに向けてタイ語の勉強も頑張っています。
私もさっそくタイ人が集う料理屋さんで食事をし、店員さんと片言ですが、タイ語と英語を使ってコミュニケーションを取ることができました。タイ語でなんというのかを聞くと丁寧に教えてくれ、とても楽しく、充実した時間を過ごすことができました。

これからの体験学習に向けて、自分から積極的に行動し、たくさんのことを吸収していきたいと思います。このプログラムでしか見ることのない景色を見て、自分で見て、感じたことを大切に学んでいきたいと思います。

タイ出発前に羽田空港で集合写真