講義「チェンマイの歩き方」 

2016年08月30日  投稿者:IS3年 三浦萌

チェンマイ大学での授業が始まり、「チェンマイの歩き方」について河野さんにお話ししていただきました。河野さんは「ちゃ~お」という北タイの日本語情報誌の記者と編集を10年以上している方です。「ちゃ~お」は毎月発行されているのですが、北タイのおすすめスポットはもちろんのこと、地元新聞が伝えるニュースも記載しています。

今日は「ちゃ~お」にあるチェンマイの地図をもとに、有名な寺院や市場などを教えていただきました。

その中で一番印象深かったのは、北タイの精霊信仰と町の構造の結びつきでした。精霊信仰では都にも精霊が宿っているという考えがあります。旧市街の北の方角を身体でいう頭とし、旧市街を胴体として、その中心のおへそに当る場所にはワット・チェディルアン寺院のインタキン柱という柱が建っています。普段はその柱をかこっている建物の中には男性しか入ることができませんが、年に一度柱を建物の外に出して、男女問わず花を手向けることができます。

他にもごはんが美味しいお店やおしゃれなカフェなどを紹介していただきました。私たちが宿泊しているユニザーブが面しているニーマンへーミン通りにもたくさんお店があるのですが、この通りはここ10年で急激にお店が増えたそうで、「ちゃ~お」でもニーマンへーミン通りだけの地図を作製しているのですが、お店の掲載がおいつかないほどだとおっしゃっていました。

私は今回のタイ長期FSが初めてのタイ訪問であったため、ユニザーブ周辺ですら位置関係がよくわかっていませんでした。しかし今回の講義を通して、位置関係の把握以上に行ってみたい場所やチェンマイの歴史に対する興味が増し、実際に自分で足を運んでタイの文化を学び、感じとっていきたいなと思いました。

「チェンマイの歩き方」の講義中