タイ農村パンラオ村ホームステイ
2017年09月15日 投稿者:IS 3年 高瀬 彩佳
私たちはタイ最北県チェンライ県にあるパンラオ村に、2泊3日でホームステイをさせていただきました。パンラオ村は海外に出稼ぎに出ている家庭が多く、家の造りなどタイルを使っているような現代的な家もあり、「村」でも様々な村があるのだと、自分の目で見て学びました。
村に着くと、村のお母さんたちが出迎えてくれて、ホームステイ先のお母さんやお父さん、おばあちゃんに囲まれて、各自くじを引いてホームステイ先が決まりました。くじを引いた後は、みんなで食事をし、それぞれの家へ向かいました。私のホームステイ先の家は、木造の家でおばあちゃん(メー)とお母さん(ピー)、お父さん、小学生の女の子と男の子の5人暮らしの家庭でした。
翌日の朝はメーに連れられ、お寺へ向かい、仏教の儀式に参加させていただきました。お寺に着くと、儀式の準備をするために各家庭が持ってきたもち米やお菓子をお皿に移し替え、儀式がある部屋へ運びました。そして、儀式の時は前に僧侶が並び、僧侶に向かって私たちは正座をし、お経が流れる中、手を合わせてお祈りをしました。仏教の儀式は参加したことがなかったので全てを新鮮に感じ、お辞儀のタイミングや仕方など、周りを見て動きを合わせるのが少し大変でしたが、経験したことがない新しい世界を知ることができました。
またお寺の後は、バイクに乗って畑にも連れて行ってもらいました。畑の中を案内してもらい、ピーが作っているゴムの木から出る白い樹液なども見せてもらいました。一面が畑の緑に囲まれ、野生の鳥が大群で羽ばたく瞬間も見ることができ、景色のきれいさに感動しました。畑から帰ると、お話をしたり、メーとお昼寝をしたりタイ語や北タイの文化を教えてもらったり、学校から帰ってきた子どもたちと遊んだりと、楽しく過ごすことができました。
村の人たちはみんな優しく温かくて毎日が楽しく、3日間をとても短く感じました。言葉がわからず、もどかしい気持ちになることが多々あったので、タイ語をもっと勉強してからまたパンラオ村に行って、お世話になった家族や村の人たちに会いたいです。
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