第1期体験学習を終えて―パンラオ村―
2017年11月07日 投稿者:国際社会学科3年 村上あす美
先日8日間にわたって行われた第1期体験学習が終了しました。中間報告会も終え、これから第2期に向けて調査をするためのテーマの絞り込みなどが各自で進められています。今回は第1期体験学習を通して感じたことや学んだことを述べたいと思います。
私はチェンマイ県から約4時間北へ行ったチェンライ県に位置するパンラオ村で体験学習を行っています。体験学習中はホームステイ先のお母さんと一緒に堆肥を作るための準備をお手伝いさせていただいたほか、村の行事や集会にも参加することができました。以前ホームステイをしたときにお世話になったお母さんにも再会することができて嬉しかったです。
私はこの第1期で積極的に村人とコミュニケーションをとることを意識しようと思っていました。最初は周りの様子をうかがい、自ら話しかけることができませんでした。また、間違って誤解が生じることも怖かったです。実はテーマに関する質問はタイ語で用意していたにも関わらず、聞くことができませんでした。しかし、失敗しなければ何が間違っていて、正しいのかもわからないと我に返り、徐々にコミュニケーションをとることができるようになりました。
第1期を振り返るとまだまだ会話が少なかったと反省しています。何が起きるかはわからなくても、迷わずにとりあえずやってみることは大切だということを再確認しました。
第2期では自分が関心を持つテーマについての調査が始まります。第2期の期間中は稲刈りもあり、忙しい日が続いて自分のことで精いっぱいになることがあるかもしれません。ですが、あくまで私は調査をする身ではなく、調査させていただいている身であることを忘れず関心テーマについて理解を深めていけたらと思います。加えて自分が役に立つ存在になれるよう、信頼しても良いと思われるような存在になれるように村人との関わりも大切にしていきたいです。
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