タイでのカルチャーショック
2017年11月01日 投稿者:IS3年 村井美月
こんにちは!!10月のチェンマイは湿気はなくなったものの、暑さはまだ続いています。そして昨年亡くなられたタイの国王ラーマ9世の火葬式が行われるということで人々は黒い服を着て、街中いつもうるさいパブも静かになり、道路にはラーマ9世のトレードカラーであった黄色い花が植えられています。タイに来て丁度2か月になりますがタイ人がどんなにラーマ9世を敬愛しているかがよくわかります。このように、日本にはないタイの文化をいくつか紹介していきたいと思います。
- トラックの荷台は青空座席。日本にいると家庭用の車がトラックという人は少ないと思いますが、タイでは街中にたくさん自家用トラックが走っています。そしてその荷台に荷物を載せる人もいますが、それと同じくらいの頻度で人が乗っていることがあります。私たちも先生の車で移動するときは何人かが荷台に乗り移動しています。
- 異常な渋滞。チェンマイは東京のように市内に電車があるわけではないため、人々は車やバイクで移動しています。外は暑くて徒歩での移動は難しいため、学生もバイクで登校しています。昼間は気にならないのですが、朝や夜の出勤、帰宅ラッシュで日本の一般道ではなかなか見ることのできない渋滞を見ることができます。
- 店員さんがみんなYouTubeを見ている。日本ではデパートの店員さんがYouTubeを見ているという姿はなかなか見ないと思います。しかしタイではどこに行っても店員さんはYouTubeを見ているか、楽しそうに誰かと電話しているか、スマートフォンゲームをしているかのどれかです。日本ではアルバイトしていた時、お店の中で店員同士が話していても注意されることがありました。
- 駐車はニュートラルにしてサイドブレーキを引かない。先ほども述べた通り、車社会であるチェンマイはデパートの駐車場も簡単に止めることができません。そのため、駐車スペースではない、車が通る通り道に駐車します。そのため、駐車スペースに停めた車は出ることができなきなってしまいます。そこでギアをニュートラルにし、サイドブレーキを引かずに駐車することで、簡単に動かせるようにしておきます。
ほかにもカルチャーショックはあると思うのですが、慣れてしまい思い出すことができません。チェンマイで2か月間生活して、初めは日本の生活に戻りたいということばかりを考えていましたが、その環境に慣れること、そしていつまでも日本人だからと観光者気分でいるのではなく、伝わらなくてもタイ語を使って聞いてみる、分からなくてもやってみる、という姿勢をとることで、正しいタイ語を教えてくれるタイ人、助けてくれるタイ人がいるということにも気づきました。残り2か月、体験学習先の村でもこの姿勢は忘れずに生活していきたいです。