恵泉高校生との合同プログラム:ナコンサワン県の高校での文化交流アクティビティ
2018年08月24日 投稿者:国際社会学科3年 井原美波
8月19日から22日にかけて、中部タイ、ナコンサワン県にあるタークリープラチャーサン学校で実施された恵泉高校生とタイ高校生の合同文化交流プログラムに参加しました。恵泉高校からは18人の生徒と恵泉副校長、引率の先生1人、合計20人が来ました。私たちはチェンマイから車で7時間かけてタークリープラチャーサン高校があるナコンサワン県ターキリー郡に行き、19日の夜、恵泉高校生グループと合流しました。そして20日の夜からターキリープラチャーサン高校の高校生宅に2泊ホームスティをさせていただきました。
20日の朝、学校での歓迎式や挨拶を終えた後、午後はホームステイ先の家族と一緒に、タイの市場や動物園、水族館に行きました。ホストの高校生の女の子には弟が2人いましたが、私は弟がいないのでとても新鮮で楽しかったです。ホスト先に戻るとホストの女の子の友達の高校生たちが待っていてくれて、みんなで夕食を食べました。
21日は学校でタイの文化を知るための様々なアクテビティに参加しました。私たち大学生2人は特別に、日本語を勉強し始めたばかりの生徒に日本語の授業を1時間行う時間がありました。私は自分で授業をするのが初めてでしたので、とても難しく、人に教えることの大変さに改めて気づきました。約80人ぐらいの生徒の中で日本人に会ったことがある生徒は一人だけで、私たちのぎこちない日本語の授業を皆、熱心に聞いてくれました。
他にも恵泉高校生と一緒にタイダンスやタイ音楽、ムエタイ(タイのボクシング)を実践を通して学ぶアクティビティがあり、1日とてもハードだった分、充実した時間を過ごすことができました。夜には学校で盛大なフェアウェルパーティーがあり、習ったタイの伝統的なダンスを披露したり、ホストファミリーと食事をしたりして楽しみました。タイダンスを披露するにあたり、タイの伝統的な衣装を着せていただきました。なかなか着ることのできない衣装をホストの子と一緒に着ることができてとても嬉しかったです。22日、最後の日は朝礼で3000人近い全校生徒の前でお別れの挨拶をしました。ホストの子が日本語で感謝を伝えてくれてとても感動しました。
恵泉高校には10月に今回、恵泉高校生のホストになったタークリープラチャーサン高校の生徒たちが訪問する予定です。私のホストは日本には行きませんが、ホストファミリーは、私がいるチェンマイに会いに来てくれるようです。文化交流アクティビティ4日間という短い期間でしたが、この期間に築いたホストやその家族、高校生たちとの関係はこれからも続いていきます。ここでの出会いと思い出を糧にこれからの日々も楽しく過ごせたらと思います。