体験学習オリエンテーション
2018年09月23日 投稿者:国際社会学科3年 井原美波
9月18日は、体験学習をサポートしてくださっているNGO、ISDEP(Institute for Development Education Promotion)で体験学習オリエンテーションを行いました。学生2人がそれぞれの体験学習先の発表と、関心テーマについて、前回(8月8日)行われたテーマ発表よりも更に具体的に発表を行い、スタッフの方からアドバイスをいただきました。第1期体験学習は10日間で 、体験学習先での人間関係の構築や、体験学習先の概要を調査することがメインとなっています。
私の体験学習先は、チェンマイ県チェンダオ郡にある児童養護施設、BAAN MITRATORN(ミトラトーンの家)です。私はBAAN MITRATORNの活動が子どもたちにとってどのような意味や価値があるのかに興味があります。この団体はキリスト教主義(カトリック)の団体です。一つ一つの活動にキリスト教の考え方に基づいた意図や子どもたちへ伝えたいことがあるのではないかと考えます。彼らの活動を通してその意図や伝えたいことについて自分なりの考察をしていきたいと考えています 。
根岸さんの体験学習先は、チェンマイ県メーオン郡にあるメーター区です。彼女の体験学習テーマは有機農家における後継者問題です。メーター区には、持続可能な農業をモットーに親世代から引き継いで有機農業を行なっている農家があります。その中で村人が後継者問題についてどのように考えているのか、また問題解決のための取り組みなどに焦点を当てて考察していくようです。
今回のオリエンテーションでアドバイスをいただいたことによって、自分の頭の中で考えていたテーマへのイメージや、体験学習先でどんなことを聞いたらよいのかということが、具体的に見えてきました。
第1期体験学習の課題にもなっていますが、第1期の体験学習で最も大切なことは、お世話になる方々と良い関係を構築していくことです。積極的に挨拶をしたり、自分にできるお手伝いをさせていただいたりすることによって、コミュニケーションをとっていきたいと思います。会話をする中でテーマに関しての学びもたくさんあるかもしれません。まずは、私たちの体験学習先が快く私たちを受け入れてくださったことに感謝し、2ヶ月という短い期間にたくさんのことを吸収できるよう、第1期の体験学習を行えたらと思います。
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