長期タイFSプログラム評価会

2018年12月18日  投稿者:国際社会学科3年 根岸幸子

12月10日にプログラム評価会が行われました。プログラム評価会は、約5ヶ月間に渡るタイ長期FSで行われた授業やアクティビティ、体験学習、学びをサポートしてくれたタイNGOのISDEP、体験学習受入責任者や恵泉側の教員やFS委員会を振り返り評価するものです。学生2人、押山先生、ISDEPスタッフ2名、過去に長期FSの学生たちが体験学習先としてお世話になった村の村人2名が参加しました。

最初にプログラム評価会を迎えた「現在の気持ち」を絵に表し、発表しました。学生が描いた絵は「楽しかった」「日本に帰れる」という理由での笑顔と「出会った人々とお別れするのは悲しい」という理由での泣き顔の絵が共通して描かれていました。その後、タイ長期FS全体での学びや得たものについて発表しました。学びや得たものとして「様々な家族の形があること」や「人々の生活や活動を通して、自分の将来を考えるきっかけになった」ことが挙げられていました。また、学生2人が共通して「人々の支えの有難さ」を知ったことで「日本の家族など支えてくれた人々へ感謝の言葉を恥ずかしがらずに伝えたい」という思いを挙げていました。

次にプログラムの各アクティビティや大学のサポートなどの振り返りを行い、それぞれを10段階で評価しました。来年度のプログラムを更に良いものにするために、各プログラムどのように改善するといいか具体的な意見を出し合いました。

プログラム評価会を進めていく中で、プログラムの評価をしているつもりが自分に対する評価となっていることがあり、自分とプログラムそれぞれに評価対象を分けて考え、評価対象、内容を明確にすることの難しさを感じました。自分の意見が今後のタイ長期FSのプログラム運営に貢献できればと思っています。

ISDEPのスタッフと記念撮影