長期FSで得たもの①

2019年01月08日  投稿者:国際社会学科3年 井原美波

明けましておめでとうございます!2019年が皆さんにとって素敵な1年でありますように。久しぶりのブログ投稿になりますが、今回は長期FSで私自身が得たものについてお話します。

私は、約5ヶ月という期間をなんだかんだ乗り切れるだろうと思ってタイに行きました。海外でここまで長い期間生活するのは初めてだったけれど、家族や友人と離れ、慣れない土地でもなんとかなるだろうという軽い気持ちだったのだと思います。しかし実際に生活してみると、ホームシックにこそならないものの家族や友人と顔を合わせて話せないことが辛かったし、なかなか連絡を取れないことが寂しかったりしました。普段一緒にいて、それが当たり前だと思い込んでいたことが、自分にとってかけがえのない、決して当たり前ではないことだと気付かされました。

また、失敗を恐れないことの大切さに改めて気付かされました。現地の言葉であるタイ語は、タイに行く前からそれなりに準備をしましたが、やはり通じないことが多かったです。それによりタイ語で話すことが嫌になる時もありました。しかし、日本語を学んでいるチェンマイ大学の学生や、私とコミュニケーションを取るために英語で話してくれるBAAN MITRATORNのスタッフと関わっていて、言葉を間違えることがあっても、それを糧にしてやり直し、私に伝わるように話してくれました。言語だけでなく、人との関わりやこれから社会に出て行く中で、失敗することもあると思います。そんな時にタイでのこの経験が力になってくれるのではないかと考えました。

この約5ヶ月間でここには書ききれないほどのたくさんのことを得ました。もちろん、良かったことだけではなく、自分の悪い面に気付かされた期間でもあります。しかし、それも私にとっては大切な学びの一つであり、自分のことを知る機会になりました。タイで出会った全ての人に、日本から私を支えてくれた人に、心から感謝しています。

BAAN MITRATORNのスタッフと一緒に
バンコク〜羽田間の空から