体験学習テーマ発表

2019年08月19日  投稿者:国際社会学科3年 ゆか

こんにちは!
8月12日は、わたしたちの体験学習のアドバイスをしてくださるNGO団体のISDEP(Institute for sustainable Development Education Promotion )のオフィスで体験学習のテーマ発表を行いました。

ISDEPは北タイ開発財団に属していて、主に北タイで他のNGOと協力をしながら「持続可能な開発」のための学びを促進する活動をしています。村人自身が自分の置かれている状況や問題を理解し、その解決方法を考え行動に移せるよう、村人の学びのサポートをしています。

北タイ開発財団にはISDEPによる教育活動の他もう一つ「住民組織強化」プロジェクトがあります。貧困問題を抱えた村人をターゲットにその問題について考えています。貧困問題の要因として土地の問題があります。北タイの山岳で暮らす村人の土地が森林保護政策により森林保護地区に指定され、昔のように自由に使えない、村から強制退去させられることも過去にはあったそうです。
このように村人の問題といっても政策に関わる部分も多く、その中で不平等な扱いを受けている人に寄り添い、村人たちの生きていくための最低限の権利を主張するためのサポートもしています。

今回の体験学習テーマ発表では、自分がどんな人なのか、将来の夢は何かを絵にして表現するなど、自己分析紹介も交えながら行いました。
わたしの体験学習テーマは「ストリートチルドレンについて」です。まだアバウトなことしか決まっていないわたしに対してISDEPのスタッフの方は優しく、いろいろな質問をしてくれました。自分がなぜ、このテーマに関心を持ったのか、どのようなことをそこから学びたいのか、体験学習する際、不安なことはないかなど、ひとつひとつ言葉にしていくことで自分の中で「ストリートチルドレン」という問題に対してどう感じているのかが、自分の中でよりわかりやすくなりました。

また、テーマに関してだけでなくFSを通してどう成長していきたいか、今後の自分の人生にどう反映させたいかなどの質問もあり、今だけではなく今後を考えるいい機会になりました。
今回いただいたアドバイスを受けて、9/18に行う2回目の体験学習テーマ発表までに自分の考えをしっかりまとめていきたいです!

自分の夢を絵を使いながら紹介している様子