第1期体験学習を終えて~バーンクルーナム財団
2019年10月10日 投稿者:IS3年 ゆか
9月23日~10月3日、約10日間の第1期体験学習が終わりました。短い期間ではありましたが、体験学習でお世話になったNGOについて学んだり、NGOスタッフと良い人間関係を築くという大切な時間でもありました。今回のブログでは、第1期体験学習でどのようなことを学んだのか、また第1期体験学習を終えて感じたことについて書いていきたいと思います!
わたしがお世話になっているNGO、バーンクルーナム財団は1997年にアーサー・パッタナー・デック財団として、北タイのストリートチルドレンの救済と自立支援を目的として設立されました。
2001年にミィヤンマ国境を越えてくる少数民族が増えてきたため、国境付近での活動が必要となり、ミィヤンマ国境町メーサイでのプロジェクトが始まりました。
その後、よりミィヤンマ国境付近の活動を重点的に行うため、2016年2月アーサー・パッタナー・デック財団から独立し、バーンクルーナム財団として活動し始めました。
第1期体験学習では、財団のドロップインセンターに来る子どもたち(17歳、13歳、10歳の女の子)と一緒にタイ語のテキストを使って読み書きの勉強をしました。年齢はバラバラですが、和気あいあいと楽しく勉強しています!
タイ語の勉強以外の時間はアクセサリー、キーホルダーづくりを手伝わせてもらいました。
これらの売り上げの半分は活動対象グループであるストリートチルドレンに、残りの半分はバーンクルーナム財団の運営資金になります。
第1期体験学習では、良い人間関係を作ることが目標でした。そのため、ドロップインセンターにいるNGOスタッフたちとコミュニケーションを取らなくちゃと少し焦りのようなものがありました。またできなかった点ばかりに目を向けてしまい、落ち込むことが多くありました。しかし、できなかった点ばかりに注目するのではなく、小さなことでもできたことを見つけて、それを踏まえて、明日どうするのかを考えるように意識したら少し気持ちも楽になり、少しずつではありますがスタッフの方とコミュニケーションをとることができるようになっていきました。
第2期体験学習では、本格的な体験学習テーマの調査に入っていきます。わたしは「タイ・ミャンマー国境でのクルーナム財団が支援している子どもたちが抱えている問題」について調査していきます。そのため、スタッフの方だけではなく、ドロップインセンターに訪れる人たちともコミュニケーションを取って、より良い学びになるように約3週間、楽しみながら頑張りたいと思います!
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