第2期体験学習の学び〜クルーナム財団

2019年11月05日  投稿者:IS3年 ゆか

こんにちは!約3週間に渡る第2期体験学習期間が終了しました!長いようで早かった3週間でした。今回は第2期で何を学んだのかについて書いていきたいと思います!

第1期では体験学習先である組織について知ることがメインでしたが、今回は自分のテーマについて深く知ることができたと思います。わたしのテーマは「タイ・ミャンマー 国境でクルーナム財団が保護している子どもが抱える問題」についてです。そのため、クルーナム財団が関わっている子どもの背景を知ることが大切になってきます。

子どもが抱える問題といっても、民族によって違ってきます。例えば、クルーナム財団のもう一つの施設である子どもの家で生活しているアカ族の子どもは親が麻薬のバイヤーであったり、麻薬中毒、肺炎やHIVなど危険な状態にある子どもが多くなっています。このアカ族の子どもはドロップインセンターのアクティビティの一つであるミャンマーでのフィールド活動によって救い出された子どもたちです。

しかしドロップインセンターでタイ語を勉強しに来ているワー族の子どもたちは親に問題があるわけではありません。ワー族はミャンマーの少数民族の中で一番大きい兵力を持っています。その兵力のために、子どもを兵士にしてしまいます。それから逃れるためにタイに来ています。

このように子どもといっても別の問題を抱えているため、民族ごとの背景きちんと理解しなければいかないことがわかりました。また、第2期では子どもの家を訪問する機会があったため、実際に保護された子どもたちにも会うことができました。1泊2日という短い時間ではありましたが、子どもたちと一緒に生活でき、どのような暮らしをしているのかを見ることができてよかったです。

第3期では、いまある情報でまだ明確になっていないところなどを補うような質問をしていきたいと思います。調査ももちろん大切ですが、ドロップインセンターで過ごせる最後の体験学習期間なので楽しむことも忘れずに生活していきたいと思います!

子どもの家の子どもたちと一緒に