第2期体験学習の学び〜ヒンラートナイ村
2019年11月12日 投稿者:IS2年 ひかる
こんにちは。タイ長期FSに参加している甲賀 光留です。第2期体験学習が終わりました!第2期体験学習は、自分のテーマについての情報収集を行ってきました。私の調査テーマは「パガニョーの死生観から見る生き方」です。テーマのキーワードとなるパガニョーの死生観を理解するために、死についてどのような感情を抱いているのか?死後の世界をどの様に考えているのか?そもそも、パガニョーが考える死とは?など様々な質問をしました。なので、ある程度パガニョーの死生観について知ることができたのですが、死生観から生き方を見ることがまだできていないので、第3期体験学習ではそこを考えていきたいと思っています。
調査をしていて、パガニョーの精霊信仰への信仰心を強く感じました。例えば、パガニョーは具合が悪くなったときは、自身の37の生霊を呼び戻す儀式を行います。なぜならパガニョーにとって、37の生霊が常に自分といるということは健康につながると考えていており、逆に生霊がいなくなるということは、死につながると考えているからです。この様な考えから精霊信仰への強い信仰心を感じました。
最後に第2期体験学習で行っていたことについて述べたいと思います。今年は雨が降らず田植えが遅かったため、第2期体験学習中に稲刈りを行うことができませんでした。主に行っていたことは、苦い実マコムを森へ採りに行きそれを剥いて洗ったり、お茶の葉を摘みに行ったり、田んぼへの山道を修復したりしていました。第1期体験学習の時と同様に、マコムを扱う機会が多かったので、大分マコムを剥くのが上手になったと思います!
しかし1日中何もやることがない日も多くありました。そういう時は、私は何をやるべきなのか?またできることは何なのか?を考え、台所のシンクの掃除などをしていました。ですが頭では考えることができても、行動に移せていない面もたくさんあるので、第3期体験学習ではどの様なときに移せていないか?を確認し改善していきたいと思います!また最初で最後のタイ長期FSも、あと1ヵ月で終わってしまいます。第3期体験学習は、後悔しないように、楽しんで学んでいきたいと思います!
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